【90年のアメリカの悪夢が日本にも…】

こんにちは神崇仁です。

たった1分話を聞くだけで、
人に内在する可能性を発見し、
しぐさと言葉のスキルを
伝えることを通して、
あなたの存在感を6.6倍に高める
影響力の専門家として活動しています。

先にお断りしておきます。
今日のメール講座は、
少々気分を害する人がいる可能性があります。

そしてメール講座の最後に、
マイケルヤプコ博士の講座の続報ついての
情報を載せてあります。
よかったらご覧ください。

さて質問です。

以下の4つの質問に、Yes,Noで
答えてください。

・自分が人と違っている、と感じる
・気力が湧かなくて困る、という時がある
・自分は完璧でなくては、と感じる
・過去の不愉快な体験の穴埋めのために、
 仕事や活動に没頭することがある

これ、ある症状に当てはまるかどうか、
の「症状リスト」なんです。

多分あなたも、一つや二つ、
当てはまることが
あったんじゃないかと。

「症状リストは網を打ち投げ、
 どんな人をも捕獲する。」

心理学者のエリザベス・ロフタスの言葉です。

昨日フェイスブックの投稿で、
こんな記事がシェアされていました。

自己啓発の団体の参加者が、
自分の親をありもしない
幼児期の虐待被害によって告訴される。

そしてその告訴は、
虚偽記憶として退けられた。

と。

この記事を見たとき、
1990年に起こった、
アメリカの心理学界を二分した、
虚偽記憶の論争を思い出しました。

先の質問は、ロフタス博士の
「抑圧された記憶の神話」からの抜粋で、

症状リストの症状とは、
幼児虐待に関する症状です。

心身の不調を訴えて、
心理療法家、カウンセラーを訪れ、
そこで記憶回復療法という
「催眠」を施されることによって、
「作られた記憶」が生まれ、
それにより、両親を訴えるという
ケースが1980年後半から、
90年代にかけてのアメリカで続発しました。

その結末の多くは不幸なもので、
無実の罪で年老いた両親が、
刑務所に収監され、のちに釈放されるも、
家族の間には埋めがたい溝が残る…

そんなことが米国中で
頻発したそうです。

これが不幸なのは、
誰も「意図的」に記憶を
作り出そうとしたわけではない。

しかもその記憶は、
真実なのか、偽の記憶なのか、
それすら立証不可能なんです。

記憶という真偽のほどを
解明しにくい主観性。

そしてクライアントを助けたいという
強い想いのあるカウンセラー。

そしてクライアントの周囲に
サポートする気持ちいっぱいで存在する
同じ経験をした仲間たち。

どれを取っても不幸なことです。

10年前、このことを知った時、
こんな不幸が日本にもあるのだろうか…
そんなことを思いました。

そしてそれが昨日、
現実に起きたことを知らされたのです。

記事によると、
「親からお金を取ったらいい。」
という発言が自己啓発の団体の
誰かから出た、とあります。

ただ、今回の日本のケースで異なるのは、
一部の親が支払ってしまったお金は、
ほとんどがその団体に
渡ったとありました。

そうなると、その自己啓発団体だけは、
善意とは全く異なる意図が
あったことになります。

思うに、僕たちは自戒が必要だと。

ヒプノセラピー、
年齢退行、
インナーチャイルド、
前世療法…

色々なセラピーがあります。

それぞれに「癒し」を提供し、
多くの場合クライアントに価値のある
変容をもたらしていると信じています。

でも、一方で、「治る」
という表現を避けながらも、
回復したいと願うクライアントの足元を
見るような活動、(今回のようなものは、
まさにその一例です。)をする人たちが
いるのも事実。

だから僕は、
催眠をセラピーに使うことを
戒めています。

病気、症状といったものを扱う、
専門的なトレーニングを
受けていないからです。

目標達成や心の成長をもたらすことと、
病気や症状を治すことは、
目的そのものが違うと同時に
求められるスキルも異なるからです。

さらに、そういう区分けをしたとしても、
僕たちが、催眠というプロセスを使う時に、
何にフォーカスをするか、によって、
このような悲劇的な経験を
意図の良し悪しに関わらず、
作り出してしまうかも
しれないからです。

セッションの時には、
催眠を使うか使わないかに関わらず、
そのような記憶を作り出さないように、
細心の注意を払います。

来年僕が日本に呼ぶ、
催眠によるうつ、虐待などの
重度の心理セラピーの世界的権威、
マイケルヤプコ博士は、
そういう記憶を作り出された
クライアントを治療した経験から、

自著『虐待の暗示』(未邦訳)で
こう言っています。

“クライアントを被暗示的な
状態にするのに、
正当な催眠テクニックは必要ない。
カウンセリングにかかっている、
その事実だけで、クライアントは、
直接、間接的に示される
信念や暗示の影響を受けやすくなるのだ。“

僕たちはトランス、催眠を
建設的なコーチングに活用しようと
考えています。

それが価値ある変化へと
クライアントをサポートできると
信じているからです。

そしてその一方で、
記憶を作り出す可能性がある、
それを常に考慮した上で、
セッションの場に臨む必要がある。

昨日のニュースを見て、
改めて、そう感じました。

本物から、
ちゃんとしたものを
学ぶ必要性を強く感じます。

追伸:
マイケル・ヤプコ博士の来日講座
ようやく長いやり取りの後
医者やプロの心理職でなくても扱える、
社会問題とも言える「うつ」への対処を
実際のトレーニングとして提供できる
運びになりました。

上級編の催眠講座、
うつを扱うコーチング
そしてプロ専門のうつへの対処を
ヤプコが始動します。

いずれの講座も人数限定になりそうです。

※講座の優先案内&優待価格をご希望の方は
 登録をこちらからお願いします。
 ⇒ https://abptu.biz/brd/archives/dgxksa.html?s=226&u=125

では!

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