時差ボケにストーカーされてます。
今、これを書いた時に、
今日書こうと思ったことと
違うものを書き始めています。
変な時間に眠くなる。
自分自身で
コントロールできないことは
原因を明確にすると
安心しますね?
では、
眠気の原因
単に、疲れが溜まっただけ。
そうなのかもしれない。
でも、
『時差ボケ』という
普通とは違う
特別な意味を持った言葉に
なぜか僕は安心してしまったんです。
今日はひさびさに
ゆっくり本を読んでました。
エボリューションで出会った、
スコット・ミラー博士が
参照していると教えてくれた本。
帰国したら読もう。
そう決めてたんです。
その本の名前は…
『説得と治療』
でも、
読もうと思うと眠くなり…
「時差ボケだしな…」
そう意味づけてたんです。
この本は、
心理療法を
個々の異なる『治療法』
という視点ではなく、
治癒に『共通する要因』
という視点から
太古の昔から存在する
『癒し』としての
心理療法の歴史的起源などを
語ったものです。
興味深いことに、そこには
僕たちの一般的な理解とは
大きく異なる心理療法の本質がある。
僕にとっては
めちゃ面白いトピックです。
心理療法とは何か?
この疑問は、
カウンセリングとは何か?
施術家とは何か?
コーチングとは何か?
セラピーとは何か?
これら全てに共通する問いです。
そして著者はこう答えます。
どんな心理療法にも
次の3つの要素が必ず存在する。
・治療を行う人
・苦しんでいる人
・治療的な人間関係
そして
この人間関係の中で、
癒しや回復につながる
プロセスが進む。
そのプロセスとは、
治療者が苦しんでいる人に
与える影響力。
その影響力は通常、
言葉や行為、儀式を通じて
行われるのだそうです。
そして興味深いことに、
これらの要素は、
心理療法や
対人支援だけでなく、
伝統的な治療、
宗教的な回心
カルトの洗脳や
マインドコントロールにも
共通するんです。
その結果が、
苦しんでいる人の
感情や態度、
行動に変化をもたらすことで
その苦しみが軽減される。
そういう人間関係がある。
そして、です。
心理療法の歴史的なルーツには
宗教的・魔術的…
つまりスピリチュアルなルーツ
そして二つ目に
経験主義や自然主義
つまりギリシャの
ヒポクラテスに始まる
医学の流れがあって、
三つ目には
レトリック(雄弁術)がある。
つまり、
言葉によって人を説得する
というレトリックも
心理療法の大きな流れの一つだ
そう著者はいうんです。
「なるほど!」
よく質問されました。
どうして催眠、コーチング、
プレゼンとか『言語学』とか
異なるシリーズの
コンテンツができるんですか?って
「単に話すスピードが違うだけで
してることは同じだよ。」
そう答えてきたんですが、
まさに『的を得てた』と
ちょっと小躍りしたい気分。
レトリック=雄弁術
つまり『影響力のある伝え方』も
現代の心理療法につながる。
それを知って嬉しくなりました。
さらに…
この三つの歴史的伝統とは
全く異なる流れから
心理療法につながるものが
近代に生まれた…
それは何か?
『催眠』
だそうです。
催眠という治療は、
1700年代の後半の
治療者メスメルの出現が
起源と言われていますが、
メスメルのアプローチは、
これら3つとは異なるもの…
ますます読み進めるのが面白くなりました。
お正月はその催眠を使って、
スピリチュアルと
コミュニティ(文化的伝統)と
あなたを繋ぐワークをします。
それを新年の誓いとして
言葉にする。
そんなワークをします。
1月4日
まもなく募集開始。
クリスマス期間中だけの
超絶特別価格をご案内します。
お楽しみに!