昨日は催眠を使って痛みを緩める勉強会でした~
人間の心と認知ってほんとフシギ
「自分の人生、ずいぶん遠回りをしていた…」
「自分は今まで何倍、何十倍も時間をかけて
同じことをしていた…」と。
この道30年の
ベテランの組織開発コンサルの方が
かつてこんな感想を教えてくれました。
昨日、催眠を使って痛みを緩和する
『催眠整体』のコミュニティの
ミーティングでした。
それぞれに事例を持ち寄り、
何が可能なのか?
をシェアし合う。
メンバーは全員、『施術家の言語学』卒業生
ほとんどが催眠未経験者でも、
圧倒的に成長が早い…
なぜ??
それは基礎ができてるから。
催眠が上達するのは、
2つの基礎がある。
それは
相手の世界観に寄り添うこと。
さらに重要なもう一つのこと…
絶対的な催眠への信頼。
催眠への信頼がなければ
それが微細な非言語に現れる。
催眠とは人の無意識との
直接的なコミュニケーション。
一歩踏み込んでいうと
無意識への信頼。
人間の能力への信頼。
自分自身への信頼…
これが最も重要な能力となる。
言語学をマスターしてると、
自分自身の信頼の許可が出ている。
なにせ話せない、
リピートを切り出せない…
何を話していいかわからない…
そんな状態から、
患者さんがファンになる!
口コミと紹介を通じて応援する
それを達成してきた
仲間だからこそ
催眠の経験が薄くても
どんどん上手くなる。
でも、
言語学を学び始めのころ、
初めのうちはそうではない。
素晴らしい…
頭でそうわかっていても、
心が動かない…
ハーバード大学
教育大学院教授の
ロバート・キーガン博士は
たくさんの企業を
コンサルしてきた経験から
こう言いいます。
過去たくさんの
素晴らしいメソッドや
考え方が雨後の筍のように
現れては消える…
あなたも聞いたことがある
かもしれません。
シックスシグマ
コアコンピタンス
ワントゥーワンマーケティング
ブルーオーシャン
どれも価値あるものだが、
それを導入しても
長続きする企業は少ない…
なぜか…
それを扱う人たちが、
無効化してしまうからです。
ロバートは、こう言います。
まるで
「免疫系」が働くように、
新たなメソッドや経営理論を、
侵入してきたウィルスのように攻撃し、
追い出してしまうのだと。
ロバートは素晴らしい考えや
メソッドが広がらない理由を探して
ある結論に至りました。
人間の体に
免疫システムがあるように、
人の心にも免疫システムがある。
それは弱さを守るためにある。
自分の心の内側にある弱さ…
ビジネスは弱肉強食。
弱さを見せると終わり。
そんなアメリカの企業においては、
みなビジネスマッチョ。
だから、弱さをみせたくない
ビジネスパーソンにとって
セラピーやカウンセリングほど
避けたい言葉はない。
もちろん、コーチングでさえも。
でもロバートは
そんなマッチョなビジネスパーソンでさえ、
自然と興味を持ち、
前のめりになって話を聞く
シンプルなやり方を見出しのです。
A4用紙たった一枚で、
何が起きてるのかを理解する。
本来なら何日も、何時間もかけて
セラピストとの共同作業で導き出す
誰にも知られたくない心の弱さ…
それを自然な形で進める
自己理解のメソッド。
それがITC(変化を阻む免疫系)
そしてそれを引き出すのが
I T Cファシリテーター。
これを初めて日本に導入したのが
なんと、僕…なんです笑
(2017年の写真…若いです!)
初めて先生を日本に招聘して
公開のワークショップを開いた。
2015年です。
10年目を迎える今年、
最後の招聘を行います。
ITCファシリテーター養成講座。
またご案内しますね!