「今度来るときは、
ここに泊まるといい。」
そう言われた時、
心の底から震えました。
今日はエリクソン財団
創設者で元理事長、
ジェフリー・ザイク博士の
【セッションの解剖学】
最終日でした。
1月25日に始まった、
エヴォカティブ
コミュニケーション、
3ヶ月間に渡って
基礎から実践までを
深く探究してきました。
そしてジェフ先生が、
どのようにエリクソンから
継承したセッションを
体現するのか?
それをライブセッションを
通じて学ぶのです。
どんな関わり方をして、
どんな言葉遣いをして、
どんな振る舞いを見せるのか?
これを見るだけでも
めちゃめちゃセッションが
上手くなります。
ただ、外側から見ただけでは
わからないこともあります。
まだ20人ほどの
クライアントとの
セッションしか
見ていませんが、
ジェフ先生が次から次へと
繰り出すストーリー、
逸話、メタファー、アナロジー…
聞いているだけで
心の中に変化が生まれる…
その構造がわからないんです。
すごいことなのに…
これらがどのように
先生の心の中で
組み立てられているのか、
これがずっと謎のままなんです。
この謎が解けたら、
僕自身のストーリーテリングが
さらに効果的に
伝えられるようになる。
そう思ってるんです。
そしたらついに…
その機会がやってきました。
僕がずっと手に入れたい、
そう思って自力で研究してきた
ストーリーの作り方。
エンベッド・メタファー
ストラクチャー、
エリクソンの研究者たちが
そう呼ぶ、『変容』を作る
ストーリーの作り方です。
それを学びたい、
その気持ちをジェフ先生に
伝えてきました。
これを学べば、
心理療法、カウンセリングや
コーチング、セラピーだけでなく、
セールスやプレゼンテーションに
これまでとは違う次元の
影響力を与えることができます。
ジェフ先生は、
「やったことがないけど、
面白いものができそうだ」
と教えてくれました。
ついに今年9月、世界初の
全く新しいワークショップ
『エリクソン流
ストーリーテリング』
ミルトン・エリクソンから
最も深く学んだ、
ジェフリー・ザイク博士から
ミルトン・エリクソンが使った、
患者の変化を引き起こす、
『お話』の語り方を
全4回8時間で学びます。
9月5日日曜日開講です。
近日中にお知らせしますね。
そして、
もう一つニュースが。
今年、
ジェフ先生の受講生に
あるお願いをしました。
アリゾナにある
エリクソンが住んだ
終のすみか。
今はエリクソンの偉業と
精神を次世代に受け渡す、
歴史的記念館として
多くの訪問者にレガシーを
伝えています。
この記念館、
築後60年を越え、
ガタがきているんです。
僕は2018年の時点で、
エリクソンの家族を除いて
世界で最もこの施設の維持に
募金をしてきましたが、
それでも追いつかず、
ついに今年、
エリクソン財団を挙げて
修復のプロジェクトが
立ち上がりました。
そして博士に
頼まれたのです。
「エリクソンのレガシーの
価値を神先生は十分
知っていると思う。
そしてそれを次世代に
繋いでいくために、
どんなサポートが
できるだろうか?」
笑
直接的には
頼まれてませんが、
何かをしてくれ、と
お願いされたと
受け取った僕は、
参加者の皆さんに
お願いしたんです。
そしたら…
50人そして6000ドルもの
募金が集まりました。
そして僕から個人的な
募金を含めて、
すごい額の募金となりました。
そしてあなたにも
募金をお願いできないかと。
もしあなたが、
エリクソンの名前や
スキルや、やり方を
ご自身のビジネスに
役立てているのでしたら、
その源流となる
現存するエリクソンの
灯火となる記念館の
保護に一役買ってみませんか?
これも近日的に
募集を始めたいと思います。
では!
追伸:
僕の個人的な募金の累計が
桁を超えたので、
ザイク博士から、
今度
フェニックスに来るときは、
ホテルではなく、
この施設に泊まってください。
そう招待されました。
名誉なことです。
そして感無量です!