今日もトランスキャンプ。
3日目を迎えます。
昨日ゆっくり寝たせいか、
今日は最高の気分で仕事ができます。
しかし今回は随分
久しぶりのスティーブは、なんか違う。
メンバーも。
どことなく柔らかくなってるし、
穏やかになってる。
とはいえ、
うちではありえないような、
アシスタント間のパワーゲームも。
国籍、キャリア、年齢など
様々なバックグラウンドが異なると、
捉え方も異なる。
そして自己主張も。
興味深いことに気がついたんです。
昨日のことなんですが、
僕がリーダーを
務めるチームの一人が、
ちょっと落ち込み気味だったんです。
「自分はヘルスケアのプロじゃないから。」
(僕もそうですよ~)
普段の僕なら、それを聞いて
最大の肯定的承認から入って…
意図を聞いて、
歴史を聞いて、
そして本人の中に眠る
リソースにアクセスする。
そんな関わりをすると思うんです。
でも、昨日はなぜかそうしなかった。
そうしなかった、と言うより
そうできなかった。
かなり反射的に、
「僕もプロじゃないけど、
日本では僕の講座には、
精神衛生のプロたちが
たくさん学びにくるよ。
みんな“学び手“。
自分が必要だと思うことだからこそ、
自ら投資をして学びにくる。
だからみんなおんなじですよ。
『知らない』ことを歓迎しましょう!」
とまぁ、後から考えたら、
めちゃめちゃ恥ずかしい
アドバイスをしたわけです。
大反省。
僕が相手の立場なら…
「それはあなたの、
そして日本の話でしょ。
私になんの関係があるの?
気持ちが尻込みしてるのは私。
そしてそんなアドバイスは必要ない。」
きっとそう思ったと思うんです。
でも、です。
不思議なことに、
その時は一切そう思わなかった。
あれだけトレーニングしてきてるのに。
自分すごいをアピールしたかった?
そうかも。
アシスタントとして、
何か役立とうと思った?
そうかも。
でも、自分自身が
無自覚に言ってしまうくらい、
コントロールの効かない何かが
僕に作用していたみたい。
そしてわかったんです。
英語だ。
文法構造上、
英語は主語になる“私“と
何をするか、の“動詞”が先に来る。
だから慣れてない僕は、
自分がどうする?
が先に出てくる。
Me, Me, Me, Me, Me,
私、私、私、私!
自分がどんどん前に出る。
しかも無自覚に。
そしてそれに気づくことで、
普段の自分を取り戻しました。
言葉に意識的でない限り、
日本語においてもこれが起こります。
「自分の視点からしか話せない。」
これは本当に勿体無い。
もちろん、
自分のことが言えない。
主張できない…
これも勿体無い。
どちらも
過ぎたるは
及ばざるが如し。
だから意識的になること、
そして新しいことを見つけました。
ノーと言えない人、
自分を売り込めない人。
モニターセッションから
脱出できない人。
そんなことにあなたが
少しでも頷くのなら、
今度、僕がお伝えしますね、
統語構造を変えることで、
自己主張ができるようになる、
ワンデーワークショップ。
(まだやるかどうかわかりませんが…)
さて、今日はエヴァのパーティで、
すっかり疲れてしまいました。
でも、彼女は大喜び。
「幾つになっても
バースデーガールは幸せなの!」
自然なあり方です。
明日も頑張ります!
では!