ラパにメガネを壊された!
古いメガネをかけたらえらい事に…
今日は税理士さんと、
当社の決算についての面談でした。
お金のプロとお話しするのは、
とても面白い。
知らない情報や、
最新の情報など、
「なるほど~」の連発でした。
面白かったのが、
今やビジネスパートナーとして
頑張ってくれている堀くんが、
経営を学ぶために
同席してたのですが、
昭和でいう『財テク』笑
ネタになると俄然
目がキラキラしてました。
彼女の世代は、下手をすると
年金すらもらえない可能性がある。
すごい危機意識があるんですね。
どんぶり勘定の僕なんかより、
よっぽどしっかりしてます。
ある人が言ってたんですが、
ビジネスをするときに最も
重要なことは、
『ひとりで全てをしない』
ということ。
わからないことは、
自分でせずに、人に聞け!
っていうんです。
無駄な時間を省くって、
起業家にとっては、
めちゃくちゃ大事。
だからその観点からは
全てを一人でしない。
わからないことは人に聞く。
それは大事。
でも、
視野を広げる…
成長という観点からは、
どうでしょう。
昔どこかの新聞のコピーに、
『常識を疑え!』というのがありました。
常識というのは、
多くの人たちが採用する行動規範。
そしてその行動規範が社会を作る。
なぜならその他大勢が採用するから。
でも一方で、
その他大勢は社会にインパクトを与えられない。
ごく一部の常識をものともせず、
常識にチャレンジして
障害を乗り越えた人が、
社会の変革に貢献する。
製品、サービス、考え方…
アップルのipod…
ムハマド・ユヌスのマイクロクレジット…
ガンジーの非暴力・不服従運動…
これらはさまざまな形で社会を変えました。
それまで当たり前と
言われてきたことを
覆したものだったから。
クーデターのように、ただ覆して、
同じレベルで支配者が入れ替わる
そういう話ではない。
アインシュタインが言った、
とされる、
問題はそれと同じレベルの思考では
解決できない、ということですね。
(ちなみにこの話、
実際には言ってないそうです…)笑
同じレベルではなく、
現状の問題を解決して、
人を、コミュニティを、
世界、人類を異なるステージに
引き上げる…
そこには、「知らないから人に振る」
よりも、「好奇心を持って向かい合う」
という考え方が必要になる。
多くの変革者が採ってきた戦略です。
あのホンダの創業者、
本田宗一郎さんの話を思い出します。
1950年代当時、
赤い車は生産、販売できなかった。
日本の話ですよ!!!
なぜか?
紛らわしいから!
何と?
消防車と!!
つまり緊急車両と混同する。
今考えるとあり得ない
そんな理由で許可が降りなかったそう。
それを本田氏は当局と
徹底的にやり合って
赤い車の生産と販売を勝ち取るんです。
常識は疑うだけでなく、
常識に抗うことも必要な時がある。
これを書いていたら、
そんなこと思い出しました。
ちなみに、小ネタですが、
プーチン大統領は、
重要な交渉に臨むとき、
あることを必ず
ルーティンにしてたそうです。
何だと思いますか?
瞑想?
坐禅?
いえいえ、
マッサージだそうです!!
『仲間意識』と共感意識を高める
オキシトシンが分泌されるマッサージをしていた。
オキシトシンは
『信用ホルモン』と呼ばれ、
他者との繋がりを促進する
気持ちにさせるそうです。
こんな小ネタを知れることも、
知らないことを自ら調べる…
という癖のおかげ。
僕がしていることは、
社会の変革とは縁遠いけど、
さまざまな慣習や常識に
疑問を呈した提案を、
とても楽しくしています。
あなたも『常識』に対して
違う見方をすることを
楽しむことができますよ!
では!