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一路サンディエゴへ

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約4分

日常から離れると、
いかに自分が多くの人に支えられてるのか、
よ~くわかりますね。

昨日、一昨日と
エリクソン記念館にお邪魔してました。

一昨日は
これまでエリクソン系の講座をたくさん学んでる
藤井和子さんを記念館にご招待。
(というか手配しただけですが、、、)

出迎えてくれたのは
ロバートエリクソン

エリクソンの逸話によく出てくる、
探し物上手で、負けずに嫌いの息子さんも、
もう77歳

でもお元気にしてらっしゃいました。

最後に会ったのが5年前

ロクサーナと一緒にご飯をたべたり、
奥様のキャシーさんと仲良くしてもらったり、

ご夫婦のお嬢さんの1人は日本人と結婚して
日本名のお孫さんがいらっしゃるそう。

受講生の和子さんも
一生懸命ロバートの話を聴いてる。

もう何年も記念館ツアー
まともに聴いてなかったので、
改めて一緒に聴くと、感慨深い。

70歳になるまで
エリクソンは別の場所に住んでた。

残りの人生を生きる場所として、
記念館を選び、

その後、この場所で
ジェフ先生、スティーブをはじめとした
後進の育成を始めるんです。

今では当たり前になった
“バリアフリー”

エリクソンは、

『自分一人でできることをする』

という強い信念のもと、
家を改築したのだと。

段差の無いシャワールーム。

ひとりで起きて、
車椅子に乗れるように
吊るされた太いロープ

リビングから庭に抜けて
セッションルームに向かう全てを
段差なく進めるようにした。

『人は環境を選ぶことができる』

『必要なら作ることができる』

その頃は背中から肩にかけての痛み
想像を絶するものだったらしく、
毎日痛みをコントロールするための

ありとあらゆる手段を使って
消えては現れる痛みと向き合っていたのだそう。

僕が知ってるのだけでも
11種類ペインコントロールがあったのです。

そんな中でも
後進を育てようと亡くなる直前まで
セミナーをし続けたエリクソンに
胸が熱くなります。

引退ではなく、第3のキャリアを選ぶ。

僕もそうありたいなと思います。

昨日、撮影のためにお願いして
ジェフ先生に特別に開けてもらった
エリクソンのセッションルーム

壁に飾られた、一枚のメダルを見つめながら

こんな話をしてくれました。

エリクソンがまだ杖をついて歩けた頃は、
世界中を講演して回っていた。

それほど催眠を正しく価値ある形で
使うことを教えることに情熱を持ってたんだよ。

壁にはユナイテッド航空から送られた、
記念メダルが。

さらに、
ジェフ先生はこう続けてくれました。

1976年に国際催眠協会から
催眠のノーベル賞と言われてる
世界最高峰の賞である

ベンジャミンフランクリンメダル
エリクソンに授与されることが決まった時、

動けない体をおして、
フィラデルフィアまで旅をした。

代理受賞という選択は、なかったんだ。

それだけ栄誉なことなんだ。

実はおとといの食事で
奥様のジュリーから

つい2週間ほど前に
ジェフ先生は国際催眠協会から依頼された
講演をしにポーランドに行ったのだそう。

そしてその講演のあと、
ジェフ先生に祝福があったのだそう。

あなたは2024年
ベンジャミンフランクリンメダル
受賞者に選ばれました!

すごいサプライズだったのだそう。

食事の冒頭に
何気ない会話でポロっと話されただけ。

あまりすごいものとは思わなかったのですが、
ジェフ先生からエリクソン受賞の話を聴いて
改めて感激

こんなすごい先生なのにあまりに謙虚

『あなたの仲間をあなたと同じレベルに引き上げなさい』

それをずっとして来た先生。

少し老いが進んで、
ハラハラする場面がおおいけど。

この先生を、お呼び続けよう
と決めた瞬間でした。

それもこれも仲間がいるから。

今、朝5時。

これからウェイカイの運転で、
サンディエゴに向かいます。

すごい先生から学んでるんだ
改めて畏怖の気持ちと、

そんな先生がわざわざ僕のために、
記念館の鍵を開けてくれて、

僕の撮影が終わるまで
隣の部屋の

ソファで寝てる(笑)

撮影が終わる頃、伸びをして、

タカヒトの声ですっかり寝入ったよ。

51年ぶりだよ。
このソファでねるのは。


昔は毎日ここで寝てた。

「奥にある寝室で寝れば良いのに」

そう言ったら、

あそこは、他にも寝たい人がいるからね。
譲ってあげるんだよ。

あなたなら、どうしますか?

では!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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