トランスキャンプには
色々な人が来ます。
精神科医や臨床心理学者など
精神医学の専門家をはじめ
プロの心理療法家
セラピスト
コーチ、
そして
『意味のある人生を送りたい』
という人。
僕たちには到底想像できませんが、
目の前でたくさんの
身近な人を失うという
出来事に出会い、
生き残りの罪悪感に苛まれた人
スティーブは
一つのコミュニティに
まとめるために
トランスを使います。
結構な数の人が
博士号を持った
専門家だったりします。
「タカヒトは何してるの?」
みんなに聞かれます。
というのも、自分の仕事を
あまりオープンにしてないから。
目立たないようにしてる。
と言った方が良いかも。
僕が
トランスキャンプに来てる目的は、
戻ってくると数ヶ月は、
堀くんはじめ、
チームにめちゃ優しくなるから、
ぜひ行ってほしい!という
チームからのリクエストと共に。
いつも輪の中心にいて、
『先生』
『先生』
と呼ばれ続けると、
見えるものも見えなくなる。
ただでさえ、
僕のところに届かないものが
たくさんあるのに、
僕自身が盲目になる。
それはよろしくないですよね。
そういう意味では、
スティーブを始め、
世界的にも活躍する
メンバーがいる
アシスタントチームで
裏方に徹するのは、
自分自身を顧みる機会にもなるし、
輪の外、
もしくは輪の中でも
外縁にいる自分を経験するのは
様々な視点を育む、
とても貴重な機会です。
だからあえてこの数週間だけは
誰かが主役の場の引き立て役になる。
そんな瞬間を楽しんでいます。
かつては、
それが受け入れられない自分がいた。
だから、
「ここは自分の居場所ではない」
そう思って来年は行くのやめよう。
毎年そう思って帰国してたんです。
言葉の壁。
肩書きの壁。
などなど…
でも、
結局のところ、
そういうのって
自分で作ってる。
全部自分で作り出してるんです。
“自分は受け入れてもらえない“
これは
自分は自ら背を向けている。
そんなことを他人のせいにしてる。
自分の意見は聞いてもらえない。
英語の壁があるし…
って諦める。
これも
自分で境界線を引いてるんですよね。
フェニックスの
エリクソン記念館で
撮影をしたい。
そう思った時、
ジェフ先生に、
言おうか言うまいか躊躇したんです。
迷惑だろうな。
土曜日なのに。
お休みなのに。
昨日も疲れてそうだったし…
全部言い訳です。
断られないように
言わないでおこう。
断られない方法は二つ。
相手からイエスを引き出すか
そもそも言わないでおくか…
多くの場合言わないを
選択してきたな。
今そう思います。
なんせ、言ってみる。
そして
そのための言葉を
どのように紡ぎ出すか。
それを大切に届ける。
どのような反応が返ってくるか。
それを言う前に決めないこと。
大事だな、と思います。
では!
追伸:
再び、
『宇宙とつながる』サミットへの
登壇の依頼が来ました。
嬉しい限りです。
今回の登壇テーマは…
またお伝えしますね!