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無意識を味方につける…??

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約4分

やらなきゃいけないのに…完全なる寝落ち…
ずっとトランスの中に

サンディエゴ、どうですか?
私も経験者だからわかるのだけど、
そっちにいると、無意識さんが
味方になってくれて良いですね?

突然、ある人から
メッセージが入りました。

Facebookを見て
懐かしくなって連絡してきたとのこと。

それほど親しいわけでもなく、

今僕がアシスタントで入ってる
トランスキャンプに参加してた…
というのが唯一の共通点。

その人からのメッセージです。

参加者さんからもたまに聞きます。

『無意識を味方にしたい』

あなたはどう思いますか?

僕はこの考え方に
とっても違和感を持つんです。

とりわけ、
“エリクソン催眠“という文脈で
これが語られることには、
特に強く違和感を持ちます。

どうして?

味方になってくれるのは良いことじゃない?

味方になってくれて、
最高のパフォーマンスが発揮できたら
素晴らしいじゃない

そういう意見もあると思います。

でも一歩離れて、
この“味方”という言葉を眺めてみると、

違うものが見えてきます。

ある人から発せられる言葉には全て、
その人が「そうだ」と思っている
当たり前の考え方があり、

その前提をもとにして
話が進んでいくわけですが、

無意識を味方にする…

という前提には何があるのか…

世界は『敵』『味方』に分かれる。

無意識が味方になるまでは『敵』である。

『敵である無意識』を
味方につけるために催眠を使う…

まるで
現在は無意識は味方ではなく
むしろで、

その敵を手なづけて、
味方に翻意させるために、
催眠という技術がある。

というふうに聞こえるんです。

僕が間違えてるな、この考え…と思う
最大のポイントは、

この意見はどの視点からきているのか?

ということなんです。

どの視点からなのか。

つまり何が主人公なのか。

それは『意識』です。

人の心には、「メタファー」として
意識無意識があると言われます。

自分が意識できる自分=意識
自分ではあるが意識できない自分=無意識

そんな考え方を『比喩』しています。

この発想は『意識』の側に
立ってるからこそできること。

敵か味方か、というのは、

詰まるところ、誰にとって?

というところに行き着きます。

無意識を味方にするように
催眠を使うのは誰か?

“意識である私“

なんですね。

そして
『絶対的な敵』の存在を考えた時、

誰から見ても、
どんな状態でも、
どんな瞬間でも『敵』ってあるのか?

僕の知ってる限りない。

つまり

敵というのは作るものであって、
存在してるものではない。

私の見方、捉え方。

意識の捉え方一つによって、
味方か敵か決まるのです。

だから
無意識が味方に変わるのではなく、

自分の捉え方を
変えることによって

自分の無意識の捉え方が
敵対勢力から応援団に変わるわけです

これはとても重要な視点です。

無意識が敵なのではありません

無意識の中にある何かが

あなたが今、
世界に表現しようとしているものを
やめさせようとしている。

抵抗ではなく、
メッセージです。

それは翻意させたり、
ブロック解除のように
取り除いたりするという
短絡的な考え方ではなく、

『それに耳を傾ける』機会がある。

あなたが何かをしようとして、
それを無意識が邪魔する。

と考えているのなら、

無意識は『敵』と見做せるでしょう。

でも、実際はそうじゃない。

あなたの中にある、
癒されていない何か…

それは、
あなたの中にいながら

価値を認められず、
無かったことにされ
あなた自身とのつながりを断絶された

その存在があなたにいま、
メッセージを送ってるんです。

子供の頃よくおふくろに、
家を追い出されました。笑

些細な理由です。

だからすぐに戻って来れるのですが、

僕は一生懸命柱にしがみついて、
外に追い出されまいとする。

でも、
力に負けて、外の放り出されると、

必死にドアをノックする。

これは『敵』と見做しうるものなのでしょうか?

『仲間に入れてくれ!』

「戻して~~」

というメッセージではないでしょうか?

僕たちはそれを
てなづけるのではなく
つながりを持つことができる。

まもなく募集が始まる

『宇宙とつながる』サミットでは

自分の中の切り離された存在こそ
自分の人生を生きる「始まり」なんだ

というのをお伝えしようと思います。

本日20時から募集開始です。

たくさんの素晴らしい先生が
登壇されるようです!!

では!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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