昨日はカウンセラーの言語学
リアル研修会でした。
出会うっていいね!
今日は言語学の実践会。
カウンセラー仲間と学びを深めました。
参加者との写真は、
どこまで出して良いか
わからないので、
アシスタントとの写真を。
リアルで会うのが初めての仲間たち。
素敵な時間でした。
たくさんセッションしたし。
17時半に終了して、
速攻で車を走らせて
オフィスに戻り、
21時からの
トランスコーチ
5日間集中ワークショップへ。
140名近い人が参加してくれました。
中にはトランスコーチの受講生や、
懐かしい受講生や
マーケティングの仲間も
参加してくれました。
今日の昼間の実践会で、
クライアントの心に
どうやって触れていくのか。
それを話した
ばっかりだったせいか、
とても穏やかに、
でも力強く、
集中ワークショップもすることができた。
誰かに貢献できた、
という感覚は、
人を豊かにします。
昨日、受講生の一人が、
「表面的に聴けても、
深いところまで行けない。」
実習の後、
そんな悩みを教えてくれました。
そして彼と僕と
クライアントの三人で、
僕自身が実践している
『聴き方』と言うのを
体験してもらいました。
「深いところに進めない」
と言ってた同じテーマで
同じクライアントに、
僕の聞き方を実践したら
何が起きたか…
「上手く言えないんですけど、
なんかこう、じわっとくるんです。」
そう教えてくれます。
傾聴…
よく言われます。
『聴く』について
語る人の多くが、
実はただ
「聞いているだけ」
だったりします。
そして聞いた内容を
理解しようと頑張ります。
昨日、悩んでた生徒さんは、
ちゃんと聞いていた。
内容を理解しようと
うんうん頷き、
相手への承認を伝えていた。
でも深いところへ進めなかった。
なぜか?
早すぎる理解
クライアントの言葉に
一つひとつ頷き、
一語一語理解する…
この行為が、
クライアントの世界を体験する前に、
支援者自身の世界観で
クライアントの話を解釈する結果になる。
結果、
クライアントは感じるわけです。
自分は一人…
孤独感や疎外感を感じるわけです。
そりゃ、深くいけませんよ。
では、どうしたら
この状況を変えることができるのか?
たった数分で
相手の深いところが
開かれていく
安心感とつながりを
作り出すことができるのか?
その鍵は
『頷き方を変える』
にあります。
頷きは習慣的な動作。
この動作をするたびに、
体が覚えている『解釈』の
心的行動のトリガーとなるのです。
頷く=意味を把握した。
この行為が
クライアントの発話の
早い段階でなされると
クライアントの世界を
意味付けなく聴くことが
不可能になります。
だから、
習慣化された頷き方を変える。
そのためには
頷きを止める必要がある。
習慣なので
簡単ではありませんが、
これを試す価値はあります。
この実践で失うものはなく、
得られるものはすごく多いから。
『頷きを止めて、話に没入する』
あなたもぜひやってみてください。
では!