ワンデーワークショップ
天命を覚醒する
“リメンバリング・アプローチ”
後日動画があるのにも関わらず、
たくさんの人が参加してくれました。
僕が17年にわたって探求してきた
グループトランスの手法に
興味を持ってくれて
参加してくださった方がたくさん…
トランス未経験の人も
興味深い体験をしてくれたようです。
この学びはスタートポイント。
開始地点です。
トランスの中での経験が、
日常に少しずつ変化を作る。
人は変化している時は、
それに気づくことはできません。
「あ〜、今、変化してる!」
なんてことはないんです。
グレゴリー・ベイトソンは、
変化とは『差異の知らせ』。
ある新しい刺激が、
古いシステムの中に入ること。
小さな差異(違い)です。
その小さな『差異』が
徐々に大きな違いに繋がり
一定時間を置くことで
やがて違いに気づく…
変化に気づくためには
3つの要素が必要になります。
一つは、
『差異に対する感度』
刺激を受け取る人が
どれくらいその刺激を
精妙に知覚できるか…
その知覚能力が
鋭敏であればあるほど
変化を感じやすくなるわけです。
そして二つ目は、
「違いが起きる時間」です。
因果関係とも言えます。
新しい刺激が
大きな変化を生むためには、
一定の時間が必要。
逆、時間が空きすぎたら
仮に変化が起きても、
刺激との因果関係がつなげられない。
当たり前なのですが、
参加者から感想を聞くと、
差異に対する感度によって、
変化を感じたり、
感じなかったりする。
そして3つ目の要素は、
『期待』です。
これは参加する人の
信念体系にも関連しますが、
大きすぎる期待。
例えば
一瞬で変わる。
とか、
これまでと全く違う人生が
目の前に立ち現れる。
これが数時間の
ワークショップで起きる。
僕にとっての変化は、
もっと精妙です。
瞬間で起きるのではなく、
その人の日常の生活の中で
徐々に芽を出し、
幹となり、枝葉を広げ
花を咲かせる…
そう考えています。
クライアントの
日常に生まれる変化こそ
真の変化…
そう考えているわけです。
だから
変化に対する感度、
気づきの態度がある…、
これは往々にして、
「変えよう!」
「変わりたい」
というモチベーションと
関連していますが、
その気持ちを
大きな期待ではなく、
「小さな違い」を
楽しめるようになると
のちにやってくる
変化を受け取れるのです。
僕たちが
ワークショップをするとき、
大きすぎる期待ではなく、
「小さな変化」に気づく。
この好奇心をいかに
作り出せるかどうか。
それを作り出そうとするわけです。
それがうまくいったかどうか
それが結果を左右します。
でも…
よくよくあることですが
ほんの一部の人で…
「何しにきたの?」という人もいます。笑
個人セッションなら、
セッションを引き受ける前の段階で
100%断る特徴のある人も、
ワークショップには来てしまう。
変化に対する感度
=好奇心の態度がない…
でも、
瞬間に変われるはず
という大きな期待。
こればっかりは、
一日講座の限界…
僕だけで
なんとかすることは
難しいんです。
それでも、多くの人が
トランス誘導の後に見せる表情や
チャットの投稿…
非言語での動き…
そういうものを
見ることができた。
今回も
自分自身で納得できる結果でした。
過度な期待を持たず、
小さな違いに興味を持つ。
この姿勢があるかどうか
それが変化を作るありように繋がります。
そして講座終了後、
ダッシュでひみつの集まりへ。
ビジネスパートナーの
荒井さんが珍しく
絶対来てください。
強くリクエストしてくれた集まり。
会合スタートから30分遅れで
汗をかきかき参加してきました。
すんごいメンバーでした。
これについてはまた。
では!