ようやく体も戻ってきました。
と思ったら、
あとひと月ほどで
2025年!!
新しい年になっちゃいます。
今年はあなたにとって
どんな年に終わりそうですか?
あとひと月を
『どのように』過ごすと
決めているでしょうか?
“気がついたら50年これをやってますよ。”
このセリフ、
この間スティーブ先生が
言ってたんです。
そして同じことを
ジェフ先生から聞いたこともあります。
それを聞くたびに
まだまだ足らんなぁ…と
しみじみ思います。
先日、某大手レコード会社の
チーフプロデューサーという人と
食事を一緒にしました。
音楽業界は
すっかり儲からない世界になった。
配信プラットフォームの一人勝ち。
そんな中僕が、
「夢がなくなりましたね。」
そう話したら、
「多くの人たちにとってはそうです。」
が、
「一発当たるとすごい。」
C Dのように何万枚!って
わけじゃなく、
ある一定時間以上の
「聴く」が課金を生み、
口コミが視聴の連鎖を生み出し
あっという間に
『数千万再生』になる…
しかも、
みんな『宅録』…
宅録って何か…
自宅のパソコンで全部完結する。
レコーディングスタジオも
ミュージシャンもいらない。
ローディー(サポートスタッフ)も
音響スタッフも…
なので、ほぼ経費ゼロ…
あの有名な顔出ししない
女性の〇〇さんとかは、
18歳でYou Tube2億回再生
一気にスターダムにのし上がった
アーティストですが、
それも全部「自宅」完結だったそう。
コロナ前とコロナ後…
まったく別世界になったそうです。
それまでは
「売れる」には、段階があった。
地方のライブハウスや
ストリートで名を上げ、
地元のイベンターさんに知ってもらい
そのイベンターさんが、
レコード会社に教えてあげる。
そしてレコード会社の人が
ライブハウスに見に行って、
という流れ…
平成のバンドブーム以降は
だいたいそんな流れだったそうです。
でも、
コロナが全てを変えた。
SNSで始まり、バズれば
D V DやC Dを限定版として売る。
セールスのやり方そのものも変わった。
レコード会社のディレクターは、
ライブハウスに行く代わりに、
一日中You Tubeを見る。
求められるリソースも
変わったそうです。
でも変わらないものもあるそうです。
『良いものを作りたい』
という想い。
アーティストの気持ちは、
時代を超えて変わらないそう。
布袋寅泰さんをはじめとする
大御所のアーティストは、
日本ではいつも『プロ』として
緊張感のある生活を強いられるので、
みな海外に行くそうです。
ロンドンとかに行くと、
ほぼ誰も彼らのことを知らないので、
自分の『顔』を
変えることができる。
プロフェッショナルとして
結果を出すためには、
ナイーブで繊細な自分を
大切にする時間を持つ。
自分の外にある
『成功』だけにとらわれると
その内側にある
創造性の源泉である
『繊細なわたし』が閉じ込められる。
表現の機会を失うわけです。
時に人は、
その状態になったときに、
それを誰か外部のせいにしてしまう。
事務所のせい
レコード会社のせい…
他のメンバーとのすれ違い…
僕たちにもありますね、
パートナーのせい
コンサルのせい、
お客さんのせい…
それを言ってる間は
何も変わらない。
環境が変わって、
一瞬うまく行くように思えても、
内側が変わってないから
すぐにもとに戻る。
「繊細なわたし」を
置き去りにしていることが
浮き彫りになったとき
大きな変化が起こります。
心の葛藤を統合して
パワーに変えることを通して
人生をより良いものに変容する
そんな僕たちが支援する
コーチングのありようって
実はいろんな人の内側に
当たり前のようにあること。
そうそう、
布袋さんは
ロンドンにいるとき、
自分のアシスタントや
通訳さん、チームの仲間を
自らドライバーになって
迎えに行ったり、
食事に連れて行ったり
自宅に招いたりするそうです。
「繊細なわたし」とプロの顔の違い…
この数週間でそんなことを思い起こしてました。
では!