昨日はヒプノティック・
ペインモジュレーション
H P Mのグループコンサルでした。
人から痛みを解放する
ワークを探求する様々な職種
施術家さんをはじめ、
医師、歯科医師、セラピスト、
コーチ、カウンセラーまで、
たくさんの人が強い興味を持て
学んでいます。
ミルトン・エリクソンという
稀代の心理療法家が、
当時は、ほとんど埋もれている
と言っても言い過ぎではなかった
彼の技法は、
時代のはるかさきをいくものであり、
エリクソンの人間観は、
現在の支援のありように、
必要不可欠なものだと、
多様な支援者と話すたびに
思いを強くします。
心理療法の専門家の中には、
『エリクソン催眠』というものはない。
その名称には誤解や神話が含まれている。
そんな批判もある。
伝統的な催眠と何ら変わらない。
そう公言して憚らない専門家さえいる。
まぁ、それを言い出したら、
俺のオカンの味噌汁も、
あんたの嫁の味噌汁も、
味噌汁という点では一緒。
みんなお味噌という
ベースを使って
それぞれ発展させただけ…
アドラーも、ユングも、
フロイドのしてたことと、
大枠ではさして変わらない。
って言ってるのと同じ。
“精神分析“から発展しただけ…
流派と同根との違いって何?
というそもそもに行き着きます。
何が違うのか?
僕は患者さんやクライアント、
支援者に対する『想い』や
「問題』に取り組む姿勢の違いが
『流派』だと思うんです。
クライアントを無力で
性的エネルギーを抑圧した存在ととるか、
記憶の中に溢れるリソースを
必要な場面で使えていない、
もしくは自分にとって
破壊的な方法に適用している…
と捉えるか…
同じ根っこの方法論や
技術をベースにしていても
まったく違う。
そう思います。
特に患者さん、
クライアントに対する想い。
ここが違うと技法そのものも
ルーツが同じでも
使い方がまったく違ってくる。
施術家の言語学という
患者さん想いが相手に伝わる
コミュニケーションメソッドを
学んだ施術家さんの多くは、
今までのやり方とは
別物になった。
そう教えてくれます。
なぜなら、
部位・症状に囚われていた人が
存在・人に焦点を当てた
関わりに変わるのだから
それを受け取る
患者さんの態度は
変わるのは必然ですよね。
何を見るかによって、
僕たちは振る舞いが変わる。
僕たちの振る舞いが変われば
受け取る相手の感じ方や
表現としての行動が変わる。
世の中には、
当たり前のように話される
関係性の誤解があります。
初対面では敬意を持つ。
2回目以降はフレンドリーに
友達にならないとダメだよ…
みたいな
それを信じて、友人のように
振る舞ってしまったことで
患者が突然来なくなった…
そんなことは悲劇です。
でも、それをしないときに、
別の選択肢は誰も教えてくれない。
僕たちはそれを提供したい。
【施術家の言語学】
9期目を迎えます。
ある参加者が、こう教えてくれました。
友達感覚にならなくっても、
患者さんが、親しみを感じて
敬意を払われたとも感じる。
そんなやり方を
学ぶことができたのは
これからの将来に大きな価値を持ちます。
本当にそうです。
バッシング、誹謗中傷、
約束を反故にする。
そんな誰も信用できないと
多くの人が感じてしまう時代に、
この会話の方法は絶対に必要です。
今回、施術家さんが
やってしまいがちな
振る舞いについて、
言語学のO Bたちが、
僕に教えてくれました。
それをもとに、
10本の動画を撮りました。
たのしみにしててください!
では〜