世界は激動ですね。
株が大暴落、そして急騰。
ジェットコースターです。

1日にして世界を
天国にも地獄にも
動かせる一人の人間がいる
アメリカの大統領のことを
どうこう言う人もいますが、
そもそも
アメリカのシステムが
本気を出せば、
独裁者を作り出せる。
自分と意見の合わないものは
理由なしに強制送還できる。
他国との関税を、
一人の決済で可能にしてしまう。
そういう仕組みだったのね!
逆に言うと、
その仕組みを誰も
今回のようには使わなかった。
世界には自分一人で
国を動かせる人たちがたくさんいる。
ちょうど今、
左の画面にNetflixで、
ジャスティスリーグが
放映されてて、
“正義は破れ去り、
争いは仕組まれていた…“
という歌詞が流れ出てる。
貧乏人は貧乏のまま
金持ちは大金持ちに。
なかなか最近の出来事を
伝えるすごいメタファーだなと。
あなたはどう捉えますか
船は沈みかけている…
船長は嘘つきだ…
皆悲しみに暮れていて…
そして金のことばかり考えている。
面白いくらい
現代を捉えているかも…
そう思ったのですが、
実はこれ
文法的に、
(正確に言うと統語構造上)
当てはまるようにできている。
先日、専門用語を捲し立てる人に
対処する方法をお伝えしましたが、
今日はこれまでの二つ。
語尾を返す
抽象化する
そして三つ目の
催眠言語を使う。
について
催眠言語の特徴は、
その文法構造にあります。
通常の構造とちょっと違うので、
人は無意識的に「おや?」と思い
それを注意深く聴いて
理解しようとするのです。
エリクソンの弟子、
ジェイ・ヘイリーは、
エリクソンを研究した時、
通常のコミュニケーションに
必要な4つの要素のどれかが
否定されたり
省略(削除)されたり
曖昧にされたりする
ことで起きる理解の混乱が
催眠言語の大きな特徴である。
そう考えました。
その4つとは、
話し手:私は伝える
メッセージ:こう言うことを
受け手:誰に
文脈:こう言う状況で。
このどれかが否定されたり
削除されたり、曖昧になったりすると
催眠的になるのです。
私がいう…のではなく
誰かが言った…と
アネクドート(逸話)にする。
メッセージを抽象化して多義的にする。
そして誰に言ったのかを
曖昧にするために
ストーリーを語り、
登場人物の中の誰かに聞かせる。
そして『独り言』のように語ることで
文脈を『会話』でなくすることで
相手の抵抗なく耳に入れることを
可能にするのです。
そうい言う意味では
トランプ大統領は、
トランス大統領とも言える。
そもそも
誰に言ってるか…が曖昧。
なんせ相手は人でなく国だから。
すごい技を持ってるんですね、
アメリカの大統領ともなると…
さて、明日はどうなることやら。
朝令暮改の行動ではなく、
臨機応変に対応する柔軟性を持とうと思います。
この違いは『行動したか』です。
では!