ながら見してるはずの
ネトフリで…
アカんことしてしまった。
ある映画にどんどん没入してしまった。
ネットフリックスのオリジナル映画みたい。
ストロー 絶望の淵で
という映画。
今も、昔も…
それ以上に酷くなってる
アメリカの貧困と無関心。
それが
一つの事件をきっかけに動き出す。
うまくいかない人が
陥りやすい心の状態。
そしてそれだけじゃなく、
うまくいかない時に次々に訪れる災難。
それは、
ヒーロージズジャーニーという
人生の旅における『荒地』という
試練だったとしても
とても耐えられるものではない。
見ててどんどん引き込まれました。
主人公が僕の受講生だったら…、
どのように関わったら良いか。
そんなことを考えながら
見てましたが、
途中から…感情移入して
涙が止まりませんでした。

主催するトランスコーチの
ホットシートで、
参加者の感想を見る時…
よくこう書いてあります。
最初はコーチ側として
しっかりと何が起きているのかを
観察しようと思っていましたが、
いつの間にか、
クライアントの気持ちに入ってしまい…
僕は映画でそうなりました。
セッションって
変化を生み出す場。
時折S N Sの広告に出てきます。
過去を見るとうまくいかないとか、
傾聴するばっかりでは
うまくいかないとか
トラウマをたった10分で解消するとか…
まぁ言いたい放題 苦笑
本気でセッションする人が聞いたら、
苦笑いするだろう
コピーのオンパレード。
いつも、
この人たちのセッションを
見てみたい〜〜 笑
という強い好奇心に駆られます。
誰かの人生です。
コーチングであれ、
セラピーであれ、
カウンセリングであれ、
どんな支援であっても、
程度の差はあれ、
人の過去を扱わない…なんて
そもそもできない。
今現在は、
その人の過去の経験をもとにした
『捉え方』が作り上げたもの。
でも、未来は違う。
『捉え方』が変わった瞬間に
人生の道筋は違うものになる。
過去がどうこうじゃない。
『捉え方』…
僕は「傾聴はいらない」
なんて言いません。
ただ、
『聴くことが大事』と
言いながら、聞き方を知らない
『聴く』本を書いている
“傾聴マフィア“が嫌いなだけ。
ちょっと
調べればわかることだけど。
何も“聴く“スタイルは、
“ロジャーズ“の傾聴だけではない。
真の意味での、
自律的な変化。
それがロジャーズの
人間中心のやり方。
『非指示的』セラピーです。
支援者が一切指示しなからこそ
その人の内側から
自発的に生まれるものがある。
ただ、当たり前だけど
時間がかかる…
なぜならクライアントは
意識(今)と回想(無意識)を
行き来するから…
そして
自分の意識が時に邪魔をすることも。
ロジャーズの対極にあったのが“催眠“
短期間で、時に一瞬で
意識をノックアウトして、
無意識にあるさまざまな問題を
“取り除く“
ですが…
無理矢理です。
恣意的です。
命令的で、方向づけは
全て催眠をかける側。
だから、
変化は一瞬で起きても、
その変化が持続するのも一瞬。
そんな揶揄する声もあったのです。
それを劇的に変化させたのが、
20世紀最高の心理療法家。
ミルトン・エリクソンでした。
明日はエリクソンについて書きますね。
セッションは10分で終わる…
インスタントラーメン
じゃないんだから…
ほんと、こんなこと言う人
“バカ“です。笑
セッションは人生の縮図。
人生を異なるものに変えるのが、
セッション=“人生のドラマ“
僕はそう思うんです。
10分もののドラマって、ないよね。
そう思います。
ではまた!
追伸:6月26日 木曜日21時から
催眠についてのウェビナーやります。
(メルマガ・LINEで案内します)
あけといてくださいね!