神崇仁 公式サイト

知ってますか?言葉の『表面』ではなく『奥底』を聴く方法

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約4分

今日は昼夜セミナー

昼はカウンセラーの言語学
夜は、現代催眠入門

てんてこ舞い!でした。

昼間のカウンセラーの言語学

台湾帰国後初の長期講座。
めちゃくちゃ濃い内容で
我ながら大満足でした。

前回の顧客体験の探求…
カスタマーエクスペリエンス

セッション以外の
クライアントとの接点の活用の仕方

マーケティング発想の関わり方
ベンシベンガの10Rを会話に盛り込む。

感動体験をどうやって創るか
そんな探求から一変して、

3日目の今日は、
卓越したセッションの秘密…

知られざる扉を開く、
特別な時間でした。

「濃密であっという間にすぎました。」

言語学を学んだことで、
個人として尊重する姿勢
クライアントに伝わり始めた。

そんな嬉しいメッセージも。

そして今日のキーワードは、

『普通でない聴き方』

いわゆる寄り添って聴く…
聴くってそれだけじゃないんですよね。

あなたは傾聴を誤解してませんか?

多くの人が考えるのは「共感的傾聴」

神様ロジャーズの聴き方。
内容をただ聴く、

聴く

聴く…

それは共感的理解のため。

でも、ただ話を聞くだけでは、
クライアント自身も気づいていない
「本当の鍵」にたどり着くのは困難。

神様ロジャーズのやり方は
質問も、介入も、
指示も、アドバイスも一切しない。

ただ話してもらい、話してもらい、
話しながら本人の発見を見出す。

まるで旅の連れ合い、そのもの。

これで
クライアントに変化を起こせる人は、
ほぼいません。

いるとしたら、
それはもう相当なレベル。

そして、達人としても
変化には時間がかかる。

チーターがダッシュするのと、
人間がゆっくり歩くのとの違い、
と言えば伝わりますかね?

一方、
多くの支援者が「介入」のスキルを持つ。

でも、
介入を成功させるための「聴き方」
知らない人が多い。

それはツアーガイドという聴き方。

ツアーガイドは『変化』という
観光地の見どころをよく知っている。

でも、知らないのは、
観光客が何を見たいのか
どんなことに興味があるのか?

つまり、お客=クライアントのこと。

だからこそ、
ツアーガイド的関わりには

『あつらえ』
という視点が必須なんです。

エリクソンはこれを
『テーラーリング』と呼んだ。

テーラーリングとは、
単に地図を広げることじゃない。

その観光客の目が何に釘付けになっているのか、
何に心を揺さぶられているのか、
その無意識のニーズを読み取って
それを変容の介入に展開する技術。

そのためには
話されている内容そのものではなく、
ある基準で識別して聴く。

内容以外の部分を聴く。

先人たちもそれを実践していた。

その一つが、行動、感情、
感覚、イメージ…

といった基準で識別して聴いていく

「BASIC-ID」という聴き方。

今日はこの「聴く」という旅の途中で、
夜にはエリクソンのストーリーを語った。

ストーリーっていいね。

人の興味がどんどん深まる

今月30日に

台湾でのマスタークラスの報告と

そこで現地の精神科医、心理療法家
アジアを代表する
エリクソニアンたちから絶賛され、

ザイク博士からは、
エリクソニアンアプローチのお手本
と絶賛されたセッションについて

催眠的な聴き方と伝え方
を実演します。

神 崇仁イブニングセミナー
『催眠セッションの実際』

9月30日20時から

いよいよ明日、申し込み開始します。
(メルマガ・LINEでの募集になります)

お楽しみに!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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