あなたの『創造』というラベルは、単なる『模倣』（パクリ）と、
何によって区別されるのだろうか？
昨日は寒かったですね。
もう手袋しながら散歩。
今年、秋はなかった。いきなり冬。
季節の移ろいって『流れ』があるはず。
なのに、今年は省略されたよう。
秋来なかったね…
この感覚こそ、今日のテーマ。
パリのデパートに出店を決めた
中国ブランドに反発して
十店舗ほどが退店を決めたというニュース。
アニエスべーもその一つ。
僕が伊勢丹にいた頃は、
素敵女子は、みんな
アニエスべーのプレシジョン
って感じだった。
販売スタッフも
なんだかパリっぽい
小洒落た感じだったなぁ…
かつてはB.C.B.G.
ベーセーベージェーって言ったかな？
ボンシック、ボンジャンル
シックで良いスタイル。
それがパリ！って感じだった。
会社からいただいた連休を使って
しょっちゅう
パリに行ってたことを思い出します。
それが今や
ウルトラファストファッション、
SHEINに代表されるブランドたちに
席巻されてるなんて…
件のデパートは、老舗だけど
日用品的なイメージしかないけど
パリジャンにとってはショックだろうね。
シック…とか良きスタイルなんて、
今の若い子達には関係ないかもしれない。
僕は昔からファストファッションは嫌い。
なぜか？
人のクリエイティブを完全にパクり、
なんちゃってを作るから。
SHEINも中国の資本というだけで、
元々のリソースはヨーロッパ、
パリにある。
そりゃ、本家は怒るわな。
でも日本のマーケティングの世界も、
同じようなものだと思う。
この手の中国ブランド“SHEIN”
みたいな連中がいっぱいいる。
誇らしげにTTP（徹底的にパクる）とか
言っちゃうレベルがいるからね。
ここに、僕たちが扱う
コミュニケーションの本質がある。
誰かがすでに表現した
“行動や言葉を真似る”のは、
ただの『パクリ（模倣）』です。
それは、
AIが最も得意とする領域。
“中身のない、美しい模倣”。
一方、
その行動や言葉を生み出すパターンを
学習するのが、『モデリング』。
表現の内側にある
『構造と戦略』を学び取るプロセス。
SHEINに代表されるビジネスは、
表面だけを真似る、
パクリ以外の何者でもない。
だから、本物にはなれない。
きつ言い方をすると
寄生虫みたいなもの。
宿主が死んだら自分も死ぬ。
そう思うんです。
昨日、トランスコーチの
5日間無料ワークショップが終わった。
一昨日は、
久々行った僕のワークショップのつくりかた。
これらは、
直接僕から学びを受けない限り、
パクリようがない。
なぜなら、それは、
表面的な『手順』ではなく、
『意図された構造』だから。
僕自身も、これをエリクソン、
ジェフ、スティーブから学んだ。
たくさんモデリングした。
単なる言葉ではなく、
『パターン』を学習した。
今は離れてしまったけれど、
思い返すと
NLP（神経言語プログラミング）を
学んだことがものすごく役立っている。
表現に隠れた構造を見て、
そのプロセスと戦略性を学習すると、
自分の表現に変わる。
それをNLPに教えてもらった。
なんと今年で50周年だと。
学習は、今年の季節のように、
秋を飛ばして突然冬みたいにはならない。
必ず、構造とプロセスがある。
季節を飛ばすようにはいかない。
構造を学ばなければ、
それはただの模倣（パクリ）で終わる。
オリジナルは永久に生み出せない。
僕たちの学びの道も、
これと全く同じ。
僕がエリクソンに憧れるのは、
彼のセッション『構造』に、
妥協なき探究の道があるから。
このメルマガの文章も、
表面的な『体言止め』を真似たとしても、
ただのパクリ。
（誰もやらないか…笑）
その裏にある、
「読者の無意識を動かすシーケンス」
という構造を理解することが、モデリング。
NLPという言葉を久々に文字にした。
50周年だし、
なんかやってみようかな…
と思い始めてる。
みんな、
僕がNLPやることに興味あるかな？
興味ある！と返信くれたら、
ちょっと考えます。
あなたがこれから学ぶべきは、
表面的なテクニックではなく、
行動を生み出すパターンという、
『構造の学び』
それがさらにあなたを高みに誘う。
では！