4700回コンサートしたってすごい。さらにそれで借金35億完済ってさらに…
週末はいかがお過ごしでしたか?
昨日は東京はすごく寒かった。
初めて“ダウンジャケット”を着ました。
もうそんな季節?って思ったけど、
よくよく考えると11月なかば。
冬の入り口ですよね。
今年は、一瞬だけの秋。
金木犀の香りを嗅いだら
すでに秋が終わってた。
そんな日々でした。
昨日は、新宿で
『カウンセラーの言語学』最終日でした。
リアル会場に集まったのはごく少数。
あとはオンラインでしたが、
中身の濃い、感慨深い時間になりました。
昨日で10日間連続セミナー中です。
セッションが多かったり、
立っていても、
マイクに向かって話す…という
ウェビナーの環境だと、
無意識のうちに、
心がマイクの方に向かうらしく、
姿勢が丸まってしまいがち…
なので、ストレッチは不可欠です。
ところで35億円あったら何します?
家買う?
海外に別荘?
起業?
投資?
いろんなアイデアが出てきますね。
中には
『借金を返す!』
みたいな人もいるかも。
昨日見たニュースで、
あるミュージシャンは、
20代の頃に若気の至りで作った
借金を返すために
必死にあることをした。
4700回も!
何をしたか?
それは…
コンサート。
4700回コンサートして、
借金完済した。
40年近くかけて!
すごい!
40年続けるってすごいですよね。
きっとそこには、
何度も通いたくなる
仕掛け、
より良くしていく
改善。
これまでにない
斬新な変革。
いろいろな行動があったからこそ、
それが継続できた。
そう思います。
ただ、「そういうものだ」と
流れ作業のように
コンサートをしてたわけじゃないでしょう。
『思考停止』
これが最も僕たちを劣化させる。
AIが台頭したことによって、
すごく便利になった。
タイパも良くなった
でも、
AIが担当するのが、
“推論“つまり
まだ見つかってない、
“新しいつながり“を
僕たちに変わって行うようになった。
これ、どんどん劣化が始まる。
ただでさえ、『楽したい』のが僕たち。
昨日の
コミュニケーションの間違えた努力。
あれなんか典型的です。
というのも、
『傾聴する』
『アドバイスしない』
これ会社組織においては、
前提が完全に間違えているから。
そもそもですが、
この考え方は心理療法の
『ある流派』の基本的な考え方。
『非指示的セラピー』
つまりクライアントに
指示することを避け
最低限の関わりで
クライアントが
自発的に成長するの実現する。
来談者中心療法…
のちに
「パーソンセンタードアプローチ」の
方法論だから。
だから、
『成果を出す』
『効率的に効果的に』
会社の存続のために、
絶え間ない収益の向上と
競争に勝ち抜く効率性の追求を
求める人材育成においては、
『非指示性』なんてのは
幻想以外の何者でもない。
非指示性をマスターするのに、
心理療法家がどれだけの鍛錬と
努力を続けてきてるかを考えると、
組織の上司…
という『指示』が
重要な仕事になっている人が
その役割を外して
習慣を瞬時に変えるということを
ほんの数日、数時間の書籍や
ワークショップでできるようになる。
これこそ幻想です。
しかも、
部下がモチベーションを持つ。
指示待ちではなく、
仕事を能動的にする…
これが自発的起きるのを待つ。
そのための方法は、
非指示的ではなく、
指示的であっても、
自発性を保つやり方がある。
指示的であっても良い。
という選択肢そのものを、
よくよく探究もせず、
単に、世間で言われていること
を盲目的に教えていることこそ、
『思考停止』では?
そう思うんですね。
次回は
なぜ傾聴ができないのか?
それは道理に合わないから…
ということについてお伝えしますね!
さだまさしの執念を考えると、
10回やそこらで体調が〜とか
言ってたらまさに年齢を理由にした
『思考停止』やん………僕。
では〜