神崇仁 公式サイト

話すことが上手くなりたいなら

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約4分

今日は、半日オフをとって
久々のレコーディングでした。

前回のレコーディングの後、
映像ディレクターとの
タイミングが合わず、
第2弾のリリースが遅れてますが、
先に録っちゃおうということで、
今日、スタジオに行ったんです。

30年以上ぶりに、
真剣に歌を探求していると、
いろいろなことが
見えてきます。

しかも30年前では絶対に
進んでやらなかったことを
今は進んでやる自分になってます。

例えば、
ヴォイストレーニング。

最初はyoutubeの日本人の
無料動画のトレーニングを見て
練習していましたが、

探究心旺盛なので、
ついつい本気で探して、
ブラックミュージックの
トレーニングを受けることに。

本場の黒人から、

しかも
オンライン!!

それがめちゃ触発されるんです。

『人が感動する歌を歌いたい。』

もしあなたがそう思ったなら、
何を学ぶでしょうか?

当然ですが、
このオンライン教材、
テンプレートなどはありません。

発声は身体運動なので、
テンプレートって作りようがない。

でもテンプレートじゃないと
上手くならないか、というと
全然そうじゃないんです。

教える側が、
精通していればしているほど、
一つ一つの構成要素と、
上手くなる『再現性のあるコツ』を
伝授可能になるん
です。

それを毎日やって気づいたことは、

1. 楽しい!・・・リズムがある。
 堅苦しいイメージのある
 ボイトレが一変します。

2. 自分の成長ポイントがわかる
 構成要素が実践的に
 構造化されているので、
 今の自分でできること、
 もっと伸ばせること、が把握でき、
 それを集中的に学べる

3. 講師のデモがすごい
 その先生、ただすごい実演を
 するだけでなく、それを
 スローモーションで再現したり、
 見えない喉の動きが
 体感できるように実演してくれます。

4. そして何より、
 言葉に勇気づけられる。

すごいなと。
オンラインなのに、
聞いているだけで
「頑張ろう!」という気になる。

僕は、母音の「え」が他の母音に比べて
上手く歌えないことが判明。

そして横隔膜の使い方が、
これまでやってきたことと全く違う。

これを初めて1週間ほどですが、
もう声量に大きな違いが出ます。

これを「話し方」に置き換えた時、

『上手くなる』を細分化してみる。

ただ、闇雲に本を読んで、
書かれた通りにやってみるより。

構成要素に分解することから始める。

話すことは、幾つもの要素に
分解できるんです。

例えば…

呼吸
発声
滑舌
声の質
リズム
抑揚
姿勢
表情
視線
身振り
移動の仕方

全体の内容(章立て)
話す順番
気の利いたフレーズ
接続詞や前置き
組み合わせるストーリー

などなど。

さらにオンラインなら、
カメラの使い方
マイクの扱い方
グリーンバック

など多岐に渡ります。

さらにこれらの要素を
細分化して、
トレーニングしていけば、

どれか一つに取り組むだけで
今よりもはるかに
話し上手になれます。

これは、世界的な心理療法家である
ジェフリーザイク博士
は、

『カテゴリーに対処せず、
コンポーネントを動かす』

と言ってます。

もしあなたが何かを上達したいなら、
要素に分類してみるところから
始めてみませんか?

僕がこれから月2回のペースで
紹介するワンコインセミナーは、

対人支援やコミュニケーション、
プレゼンテーションなど、

『人と関わる』技術の構成要素
ひとつひとつを取り上げて
それの価値やコツを
お伝えする予定です。

今後の予定をお伝えして、
今日のお話を終えていきます。

2月26日「巻き込み言葉」
https://abfll.biz/brd/archives/phyith.html

3月10日「伝え返し」
3月24日「花粉症音声の構造解説」

4月以降も順次お知らせしていきますね。

では!

支援者のあなた。
問題そのものではなく、
それを構成している要素
探し出しましょう。

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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