神崇仁 公式サイト

ジャーナリストとコーチの共通点?

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約5分

今日ランチどき、
いつものように、
テレビでひるおびを
見ていました。
(当社はザ・昭和カンパニーですので、
 飲みニケーションも、昼時テレビもしっかり健在です!)

今日は珍しく、
コロナ関連ではなく、
イギリス王室のメーガン妃の話題でした。

メーガン妃がアメリカの
テレビに出て、王室のことを
いろいろ話したというニュースで
『イギリス中が騒然』…

よくテレビは嘘をつくとか、
本当のことは言わない。

と言われますが、
今日の専門家はまさに
一方の側から見るとフェイクだ!
言われてしまうレベルでした。

英国王室の専門家、と
名乗って20年取材を続けてきた、

とありますが、
まぁびっくりするほど、
ジャーナリストは言えない
判断の偏りが見られました。

エンタメ番組ですから、
同じ内容を、カンニング竹山や、
杉村太蔵が言ってるなら
笑えるのですが、

『ジャーナリスト』と謳うのなら、
もう少し配慮があっても
と思いながら、

そうそう、コーチングでも
同じことがしょっちゅう起きてるな。

そう思ったんです。

『葛藤』

に対して、コーチとして
あなたはどんな態度を取るでしょうか?

ゴールに向けた行動を取りたいけど、
ついついしなくてもいい
別の行動をとってしまう。

こんなことを題材にあげられたなら…

GROWモデルを学んで
ゴール達成をサポートすると
決めているコーチ
なら、
間違いなく、その妨害行動を
どのように排除したら良いか?

に意識を向けるでしょう。

クライアントの全人格ではなく、
『ゴール達成』に肩入れする。

それがクライアントのためになる。

そう考える人も多くいるのではないか。

もちろん、
人それぞれのスタイルですから、
良い悪いはありません。

そして、
『ゴールをサポートして何が悪い?』
という声に、僕は対抗しようとしたり、
『あなたは間違えている!』と
声高に叫ぼうとしているわけでもありません。

ただ、この事象って
公平性と客観性が求められる
ジャーナリストを名乗って、

先のメーガン妃を一方的に非難する
例の評論家と同じではないか?

そう疑問を持つのです。

コーチは、
ゴール達成をサポートする。

もちろんそうでしょうし、
そうであるべきです。

でも、
その『ゴール』は、
ゴールを持とう!と思った
クライアントその人のものであり、
その妨害行動も、同じクライアントから
生まれたものだ、
ということを
大事にすることもできるのです。

僕のメンター、
スティーブンギリガンは、
よく、こう言ってました。

「タカヒト、どっちを応援するじゃない、
『両方の肩を持つ』って
とても大事なんだよ。」

そう教えてくれます。

もう一人のメンター

ジェフリーザイク博士は、
セッションにおいて、
葛藤が起きたなら、必ず、
両方の部分に均等に接する。

そういう支援者のありよう
僕たちに見せてくれます。

コーチ、そして支援者は
どちらかの味方ではなく、
クライアントその人の
存在を大切にする。

そういう人でありたいものです。

これは多分、
多くの人には新鮮に映る、
もしくは受け入れがたいものかもしれません。

新しいコーチのありよう。

まさにエリクソン流
コーチングスタイル
実感した瞬間でした。

3月24日(水)
新しいコーチのありようを支える、
エリクソンコーチングの極意、

『催眠言語の構造』についての
ワンコインウェビナーがあります。

今回は、
教材として催眠音声の構造を
紐解きますので、
事前に「花粉症」催眠音声を
購入いただいた方を優先しています。

これから参加を決められる時は、
『催眠音声』込みの価格となります。

どうぞ音声を聞いて、
あなた自身のバランスのありようを
探究してから、参加されると、
音声の構造がよくわかると思います。
https://abfll.biz/brd/archives/ywpnoc.html

では!

追伸:
なぜ僕がこれだけその評論家への
違和感をいってるかというと、

例の評論家は、番組中に
メーガン妃が告白で、

「命を断とうと思った」という
言葉を、本人に直接確認した
わけでもないのに、

なんと、
「にわかに信じがたい」

「嘘」だとほのめかすような
発言をしたんです。

そしてその理由が、
「ブランド物の服を着てる」

「華やかに何かに出席してた。」

という事象を挙げてました。

メーガン妃の言葉の
意図やその真偽はともかく、

人は、様々な思いを持っています。
中には人には言えない気持ちを抱えて、
でも役割として、誰かに与えられた
期待に応えようともがく人もいます。

僕は、これまでそういう人を
たくさん見てきました。

顔で笑って、心で泣いて。

その評論家の言葉を聞いたとき、

「あぁ、こうやって多くの人が
 心ない言葉で傷つけられるんだな。」

そう思うと同時に、
やりようのない憤りを感じました。

言葉には力がある。

僕らはそれを自覚して、
相手に肯定的な結果を
もたらす関わりをできるように
心がけていこう。

そう思いました。

『両肩を持つ』

大事なメッセージですね。

追伸:
エリクソンのレガシーは、
言葉に宿ります。

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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