さっきまで
【伝え返しのアート】
ワンコインセミナーでした。
130名を超える参加申し込み。
嬉しいなぁ…
リアルタイムで参加してくれた人は70人くらい。
仕事終わりでしょうけど、
さらに学びをしよう!
そう思われるなんてすごい。
ショートウェビナーって、
ほんと、面白い。
今日はリフレクティング、
相手の言明に対しての
伝え返しをお話ししました。
その中で、
5つの伝え返しのレベルがある。
そんな内容がありました。
その4つ目に、
プロセスワードで伝え返す。
と言う項目があるのです。
参加者のお一人から
プロセスワードをどうやって
トレーニングするのか?
そういう質問が出ました。
『プロセスワード』
これは、僕の師匠の1人である、
マイケル・ヤプコから
教わった、
プロセス暗示のテクニックを
伝え返しに流用したものなんです。
催眠言語の構造において。
『暗示』というのは
欠かせない要素です。
ヤプコ博士によると、
暗示には7種類ある。
それぞれに特徴があり、
機能的に使い分けすることで
催眠という状態を
作り出すことができる。
そう教えてくれました。
その7つとは、
① 肯定暗示
② 否定暗示
③ 直接暗示
④ 間接暗示
⑤ プロセス暗示
⑥ コンテンツ暗示
⑦ 後催眠暗示
です。
プロセスワードによる
伝え返し、というのは、
この⑤を活用したものです。
『プロセス』とは、情報処理を意味します。
ある種の言葉は、聞くだけで
具体的な内容を思い出すことができます。
コンテンツワードがそれにあたります。
一方、
別の種類の言葉は、
それを聞いて理解するためには、
その言葉に紐ついた
具体的な経験を思い出す必要がある。
情報処理のプロセスの中に、
他の意味や経験を取り込み得る
そういう言葉を使うのです。
例えば、ダイエット。
『あなたにはダイエットが必要だ。』
と言われると、
体重を減らすということに
直接イメージが及ぶと思います。
そしてまた別の言い方もできます。
『あなたはものごとを取捨選択して
必要なものと不要なものを
選択することで望む状態を
手に入れることができる』
そういうと、
体重を減らす以外にも
意味づけや経験を
これらの言葉に盛り込むことができます。
どちらがあなたにとって
今、自分の中に取り込むことが
役に立ちそうでしょうか?
人それぞれ答えは違うでしょう。
でも相手の人が何を
望んでいるのかが
はっきりしない時、
あるいは、
相手の人にさまざまな経験を
思い出したり、
気づいてもらいたい時、
プロセスワードは
とても役に立ちます。
3月24日(水)の
ショートウェビナー
花粉症音声解説講座
『催眠言語の構造』で
この『暗示』という
言葉のパワーについて
さらに探求していきます。
では!