やっと終わった…
明日のワークショップのスライド。
初めての開催なので、
どう進むかはまだわからないけど。
かなりスペシャルな感じに
仕上がってます。
かつての
ステージ・デライトのように、
あ、ステージデライトとは、
1200人以上が、
たった1日、2日で
伝え方が劇的に変わる。
僕が開発したプレゼンのメソッド。
かつては20人の先生を輩出しました。
残念なことに、当時はまだ、
僕にマーケティングスキルの
重要性がわかってなかったから、
組織として上手くいかなかった。
ボチボチ今年あたりから
再開しようと思ってます。
このストーリーテリングは
ステージデライトの
新しい仲間に加わりそうです。
さて、今日は
そんなバタバタの最中
健康診断でした。
健康診断って毎度
気乗りしないんです。
いろいろ準備しなきゃだし…笑
注射、バリウム…
そして何より待たされる…
せっかちな僕には
たまらんのです。
ところが…
今回は全く違った。
すんごい顧客体験でした。
感動しました。
なので研究しちゃいました。
あなたにも何かの
参考になると思います。
4つのすんごい
経験をしましたが、
今日はそのうちの1つ。
注射のときの言葉がけ。
催眠のトレーニングはおろか、
コミュニケーションの講座も
受けてないと話されてたので、
素の能力だとするとすごい。
そんな経験をしました。
腕をまくって、
親指を中に入れて握り拳を…
そして…注射。
『ちょっとチクッとしますよ…』
そんないわゆる普通の会話から
始まりました。
でも、その後でした…
注射をしながら、
「健康診断って大変ですよね?」
「そうなんです、朝から
何にも飲んでないし…」
「食べ物も止められちゃいますしね。」
「そうなんです、昨日夜から
何にも食べてないし…」
そのときでした…
「お腹すきますよね、
つい、手が伸びちゃいますよね。」
注射の感覚を逸らすために、
話に集中していた僕は思わず…
握ってた指がふわっと伸びて
そしてリラックス…
痛みが消えた…
何が起きたのか、
一瞬わかりませんでしたが、
あ、手が伸びるって、
看護師さんが言ったのは、
お腹が空いて『食べ物』を
食べたくなるっていう
メタファーだった。
でも、
僕は言語の意味ではなく、
言葉通りの行動を
その場でしていた。
しかもそうすることで、
腕の緊張が取れて、
血が流れやすくなったらしく、
採血もすぐに終わりました。
こんなに痛くなく
注射が終わるなんて
初めての経験でした。
催眠言語ですよ。
彼女が使っていたのは。
痛みではないところに
焦点を当てるように誘う。
そして情報収集…
聞けば、飲み物や食べ物の
質問をするのは、
採血した血液の本人が、
食事や飲料を本当に
指示通りに守ったのかどうか、
それによって、
誤って「糖尿病」などの
診断を下さないための情報収集。
なので通常は「イエス」となる。
つまり会話をしながら
イエスセットができる。
そして「手が伸びる」メタファー。
ご飯を食べたくなる。
という意味だけども
イエスセットを重ねられ、
言葉に集中している僕には
直接暗示として機能した。
だから「手が開いてのびた」
それによるリラックス。
そして痛みの消失…
こんな構造が隠れてるんです。
その看護師さんの会話には。
すごいです。
そういう技術を
さらっとできるなんて。
「たまたまです。
いつも言うわけではないので」
そう言ってたので、
ひょっとしたらその人は
経験上、たまたまそうしたのかも。
この構造を知ったら、
痛みなく注射をできる
すごい人になるなぁ
そう思いました。
催眠言語が引き出す
人間の無意識の力。
これもまたすごいですよね。
3月25日に開催する
催眠言語の構造解析では、
こう言う隠された構造について
お話しするつもりです。