来ました!
エリクソン財団から。
ザイク博士が講座の中で
見せてくれたセッションDVD。
セッションしてるのは…
ミルトン・エリクソン…
ではありません。
あの、傾聴の神様…
カール・ロジャーズです!
30分ほどのセッションですが、
思わず食い入るように
見てしまいました。
明日の1on1の資料まだやのに…
もしあなたがこれを見たら、
『積極的傾聴』って概念が
ひっくり返るでしょう。
外から見てる僕が、
あったかい気持ちになる。
こんなセッションされたら、
そりゃなんでも話すわな。
そう思いました。
傾聴は、「うんうん」…
相手ではなく、自分のリズムで
うなずくもんじゃない。
というのも、
ロジャーズ先生、
ほぼ静止。
セッション中、
完全にクライアントの話に
没入してるんです。
静止したまま。
たまに、
何かを感じるんでしょうね。
相槌を打ち、首や顎ではなく、
体でうなずきます。
すげ~。
『聴く』よりも重要なのは、
『聞いてもらえてる』実感。
それは、精神論になりがちな
『共感』という抽象的概念で
語るのものではなく、
『行動』で表されるもの。
しかも、
相手のリズム。
相手の世界の流れに
身を任せたありよう。
それは
体の静止、
目線。
姿勢
そしてそれらの動かし方。
これらの組み合わせによって
「聞いてもらえてる。」実感が
クライアントの中に
生まれるんだなぁ。
そう見えました。
聞いてもらえてる実感
それは受け入れられた、
という感覚に繋がる。
これを非言語で表現するのは、
相当の経験が必要だなぁと。
でも、
人が心を開いて、
自分の深い部分を話すには、
この「受け入れられた」という
実感が不可欠。
どれだけ『聞いてますよ!』と
直接伝えても。
自分のリズムで好きなように
うなずいて、相槌を打っても
この状態は起きません。
代わりに、
間接的な言葉を使って、
クライアントが、
「受け入れられた」という実感を
感じてもらうことは可能。
これを僕は、
バリデーショントークと
呼んでます。
ありえないことだと
思うかもしれませんが、
【施術家の言語学】では、
バリデーショントークの一つ、
『承認』をテンプレートにして
話すだけで、
患者さんが泣きながら
崩れ落ちるなんてことが
起きています。
驚きです。
そして明日の
ワンコインウェビナーでは、
バリデーショントークの
6つのうちの一つ、
『承認』を実演とともに
お見せしたいと思います。
では!