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USPは時代遅れ

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約6分

昨日は、
54歳の誕生日でした。

みなさま、
フェイスブックや直接の連絡、
メール、配送、そして直接の言葉など、
さまざまな形でお祝いを
表現してくださり、

本当にありがとうございました。

中でも、
おがたかほこさんから頂いた、
今1番楽しみにしているメルマガが、
神さんのです。

そんなコメントを頂戴して
毎日頑張るぞ!!
思ってます。

そして!
昨夜の木瀬くんのプレゼン講座では、
参加者全員が『ハッピーバースデー』
木瀬くんの音頭で歌ってくれました。

思わず胸と目頭が熱くなりました。

本当にありがとうございます。

表現者として、やってきてよかった。

そしてもっとやろう!

そう思える1日でした。

そして仕事の後、締めくくりに
仲間からプレゼントでいただいた
ワインを頂戴しました。

僕は実際あんまり、
ワインのことは知りません。

なので、五大シャトーとか言われても
Googleに教えてもらうほど。

でも、
このワインはずっと飲みたかった。

でも普段飲みするようなものでも
なさそうだし、

誰かとのお祝いに使うには、
「なぜ」のストーリーがない。

あ、例えば大切なひとの
本当に稀なお祝いには、
KENZOを出します。

ワインのことは知りませんが、
ワインを好きになったきっかけが
お店で出されたあるワインだったから。

それを飲んだ時、
目から驚きが飛び出るかと思った。

それくらいフレッシュで、
心が洗われる経験でした

その時のワインが
KENZOでした。

『あさつゆ』という白ワイン。

それから程なく、
プレゼンの視察に、
シリコンバレーのDUARTEを
訪問した時の帰りに、
KENZOエステートのワイナリーに
寄ろうと決めました。

とても懐かしい話ですが、
その時、たまたま
ANAのマイルが爆溜まりしてたので
ファーストクラスに
アップグレードして移動したのです。

ファーストクラスのCAさんは、
ビジネスなどのクラスと、
接遇能力が全く違います。

そして客数が少ないので、
それなりに会話が起こります。

「初めてのファーストクラスなので、
 手ほどきをよろしくお願いします。」

ちょっと緊張しながら
お話ししたら、あれやこれや
色々教えてくれました。

「神様はこの度のご旅行は、
 どのような予定でなさるのですか?」

そう聞かれて、
仕事ともう一つの目的、
ワイナリーに行こうと思う。

ということを話しました。

そしてKENZOの話題に。

「僕はワインとか
 全然わからないんですが、
 飲んだ時、とにかくなんて言うか、
 ただただ感動して美味しいなと。

 そう思える飲み物って
 あんまりないので、
 実際作っているところに
 お邪魔してみようと思って…」

そんな話をしたら、
「当社でも昨年まで、KENZOの
 ワインをファーストクラスで
 採用しておりました。」

あ~残念。
飲みたかったぁ~。

楽しみはワイナリーの時に
置いておいて、
シャンパンなどを楽しんで、
ほろ酔いになった時に、
先程のCAさんが戻ってこられました。

「神様、実は当機にKENZOの
 ご用意がございました。
 あるお客様のご要望で
 用意していたものなのですが、
 お客さまに神様のことを
 お伝えしたら、
 ぜひお飲みいただきたいと。」

えー!!!!

なんて奇特なお客さまなんだ!

さすがファーストクラス!

庶民の僕とは器が違う!!

そんなことを頭の中で考えて
ワクワクしていたら、

さらに衝撃の一言が。

「そして神様、先方様が、
 KENZOワインをお好きな神様に、
 ぜひご挨拶がしたいと
 おっしゃっています。」

え!寝巻きだけど…

「そのお方は、
 KENZOエステートのオーナー、
 辻本憲三様と奥様です。」

ま、

じ、

まぁこのあとは、
大変な緊張で酔いが一瞬で冷め、
KENZOの6種類のワイン
飛行機内で飲んでベロベロに。。。

ワイナリーでは
VIP待遇をされて、
CEOの奥様直々にワイン畑を
散策させていただきました。

だから『運を持ってる!』
神崇仁のお裾分け。

そんな気持ちでKENZOを
プレゼントするのです。

さて、
そのKENZOが目指したのが
昨日プレゼントしてもらった
ワインです。

少しワインのことを知って、
このワインの存在を知って
前々から飲みたいと思っていたものの、

KENZOさんを裏切るわけには…

なんていう
ちょっとした義理立てで
手を伸ばせずにいたものを
堀くんが察して、仲間とともに
プレゼントしてくれました。

しかも2013年のビンテージ。

僕が独立した年です。

思い出深い年月とともに
Opus One
堪能させていただきました。

Opus One…
クラッシック音楽でいう
作品番号1番。

処女作です。

「あぁ、そうだ、昨日までの僕は
 作品番号第1。
 いよいよ二つ目の自分
 という作品にとりかかかろう。」

そんな想いをいただきました。

今度は、セカンドステージに
飛び立つ人にプレゼントするには、
Opus One…という選択もできました。

KENZO
Opus One…

これらをUSPで語ると
きっと無気質になる。

そして一面的になるでしょう。

あ、
USPとは、
ユニークU
セリングS
プロポジションP
それぞれの頭文字を取った
マーケティング用語で
1960年代に、コピーライターの
ロッサ・リーブスによって
提唱された概念です。

他にない、ユニークな
販売における提案という意味
で、

定義は
『自社が持つ独自の強み』
というものです。

USPを把握するのは、
ビジネスをする上で、
絶対条件だと思います。

でも、提案なのであくまで
こちら側からの主張になります。

相手に伝わることが重要なので、
明確に論理的である必要があります。

でも、ひょっとしたら
今の時代には理屈で語るのは
時代遅れ、と言えるかもしれません。

それに対してストーリーは、
聴き手、読み手の心の中に
その人自身が自ら答えを出す。

意味をつける。

これを『喚起』と呼びます。

押し付けよりも喚起。

ストーリーはそれを引き起こすのです。

ここまで読んでくださり、
どんな気持ちを持っていますか?

ストーリーとして捉えたら、
あなたもワインの
素晴らしさではない
別のものを受け取ったのでは
ないでしょうか?

ストーリーの力は
僕たちの心の奥を動かします。

あなたもこんなストーリーを
語ってみたくはありませんか?

ブログ、メルマガ、
対面のプレゼンで、
こんなふうにストーリーを
作ってみたくはありませんか?

そして

こんなストーリーの力を
神様から学んでみませんか?

あ、
これは『こうさま』ではなく、
『かみさま』です。

変化を生み出すストーリーは
本では学べません。

そして日本ではまともに
教えてくれる人はいないでしょう。

昨日お話しした、
変容を生み出す天才、
Mエリクソンの
ストーリーテリングのやり方を
唯一体系化できる存在。

ジェフリーザイク博士から。

ストーリーテリングのアート。
いよいよ今週の日曜日から
3日間の限定で受付開始です。

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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