神崇仁 公式サイト

AIが見つけた感動の言葉遣い 

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約3分

さてここのところ、
インプットに励んでます。

Youtubeのシナリオは
なかなか進みませんが、

『先のばし』や、

『幸せ』

『進化心理学』

『心理実験』などについて

読み漁ってます。

今日は、
セールスライティングの
オンラインセミナー受けながら、
4冊ほど本を読んでました。

その中で見つけたんです。

面白いの。

なんと、
AIがネット上の名言を分析して、

心に響く『励まし』の構文を作った、

という論文。

面白いことがいっぱい。

AIが分析した名言の特徴には、

・特定の意味を持った単語が使われ、

・助詞の割合が多く、

・対比や強調構文が多く使われる。

そして当たり前ですが、
・ポジティブな言葉

これらをパターン化したら、
3つのテンプレートができた。

次に、
問題の状況の文章を作り、

それをAI
5つの要素に基づいて解析。

1.問題の対義語
2.状況(極性)
3.前提(プロセス)
4.関連語
5.状況の抽象化

を導き出して、
それをテンプレートで出力する。

例えば、
「試験に落ちた」という言明には

1.対義語:落ちた→受かる
2.極性:落ちる→否定的状況
3.前提:試験→勉強する
4.関連:努力、才能
5.抽象化:試験→出来事

これをAIがテンプレートにすると、

「試験に落ちた」

「落ちることがあるからこそ、
 受かることが
 素晴らしく感じられる。」

とか、

「落ちることの悔しさを
 知らないものは、
 受かることの
 本当の喜びも知らない。」

とか、

「試験のための努力にこそ、
 可能性という未来がある。」

とか。

確かに名言っぽい。

同時に僕が気づいたのは、

『エリクソンっぽい。』
ということ。

相補的、つまり
相反するものが共存して、

結果と同時に
プロセスを承認して。

そして全ての人生には
可能性がある。

そんな
希望に満ちた表現。

もちろん、
AIがなくても、
テンプレートがなくても、

僕たちはセッションで
これらの励ましを
使うことができます。

『エリクソンの文法』があるから。

エリクソンが選ぶ言葉には
意味がある。

相補的、プロセス、そして未来

そんな言葉の選び方がある。

次回のウェビナーでは
それをライブデモで
お見せしたいと思います。

『うちなるメンターと繋がる』
リクソン催眠セッションの実際

どうぞご参加くださいね!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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