神崇仁 公式サイト

ボーナスも赤字の時代

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約3分

さて、昨日は京都にいました。

施術家さんで、
一緒にコミュニティで
探求してくれている先生が、
過去最高の月間売り上げを
達成
されたので、
そのお祝いに行っていました。

ついでに古巣へも顔を出して…

昨日の京都はスゴイ人出でした。

京都伊勢丹をうろうろしていると、
同期や後輩たちに会いました。

伊勢丹をやめて、
もう17年目になりました。

店頭をぶらぶらしてても、
出会う人に顔見知りは
ほとんどいません。

油断して歩いていたら、
向こうからニコニコして
手を振ってくる女性が。

1期下のマネージャーでした。

一緒に仕事をしたことは
ありませんでしたが、
僕が経営企画室の時に、
社長秘書だったので、
何かと相談事をしたり、
されたりしていました。

10年ぶり、しかもマスクなのに、
顔を判別できるなんて、
さすがプロ。

彼女が色々なところに
電話してくれて、
何人かの同期が
集まってくれました。

「変わった」

「いや、変わってない」

「いい顔になったな」とか

「あの頃からすると、
 随分と柔らかくなったな」

そんな言葉をかけられました。

自分の売場と売上のことだけしか
考えていなかったあの頃からすると、
随分、心構えも変わったと思います。

それが表情に出ているんだそう。

どんな気持ちで
日々を過ごしているか、

大切だと思います。

そして、
彼らの話を聞いて、
驚きました。

「ボーナスが赤字!」

なんじゃそれ?

と思って聞くと、
こういうことだそう。

コロナの影響で、
当然ながら売り上げは劇的に悪化。

当然業績連動のボーナスは、
ほぼゼロに。

でもボーナス時に決められた
積み立てや保険などの金額は
変わらない。

その金額は自動引き落としなので、
ボーナスで賄いきれず、

結果自分の貯金で
穴埋めすることになったそう。

時代は変わります

30年前入社した頃は、
輝いて見えた未来は、

もうそこにはない。

未来は『会社』にある
のではなく、
『個人』にあるんです。

漫然と日々を過ごす代わりに、
自分を磨き、成長させること。

それが未来を作るんだ。

同期の一人がこう言いました。

「俺もやめたら、
 何かできるかな?」

それは僕には
答えられない質問でした。

「わかんないよ。
 でも、自分の棚卸しは
 してみる価値がある。」

当たり前ですが、
会社は自分(会社)を
救うためなら、
あなたより自分を優先させます。

個人事業主、起業家、
何かのプロフェッショナル。

あなたが生き残るには、
その分野のあなたならでは、
磨く必要があります。

そして
あなたの頭の中に、
『伝わる』回路を作る必要が。

磨いた能力や、生み出した
サービス、商品も、

『伝わる』回路から
言葉にしなければ、
誰かに届くことはない。

だから、
「棚卸し」「伝え方」
これを磨いたらいい。

そう伝えました。

ちょっと切なく、
そしてそのことに早く気づいた
自分に「よくやった」
感謝する1日となりました。

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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