神崇仁 公式サイト

催眠とセールスの共通点

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約4分

今日は一日セミナーを受けてました。

新しい学びは、
それがどんなものであっても、
こちらの受け取り方次第で、
文脈を超えて
つながりをもたらしますね。

??

なんのこっちゃ。

そう思われた方も
多いのではないでしょうか?

「あ~また神のうんちくが始まった。」

そう思った方もいるかもしれません。

今日学んだのは、
『売れるDMとチラシの作り方』
という講座。

プレゼンとか催眠、コーチングではなく、
それらの内容をどうやって
人の心に届けるか。

という届け方について
効果的なやり方を学びました。

かつて学んだことも、
普段の仕事では経験的に
『自分流』でやってしまいがち。

だから
改めてその道のプロの話を聞くと、

疎かにしていることや、
間違った方向に解釈していること

そんなことがはっきりします。

コーチングも、
催眠も、

そしてプレゼンでさえも、

これらを通して
僕たちが提供するのは、

「相手の人の心に
『新しい視点』を提供すること。」

その意味においては、
マーケティングの講座も、
自分の中に新しい視点が
作られていくプロセスは、
体験していて、
とてもワクワクするもの。

早くこれを
誰かの役に立てたい。

そう思って聞いてました。

今日講師をしてた人から、
セールスレターの基本について
教わりました。

ネットにも出ていることなので、
極秘情報というわけではなく、
本当の基本の流れなので、
シェアしておくと、

リード→セールス→クローズ
という流れを順を追って
書いていく、
ということなのですが、

ちょうど今、来月から始まる
エリクソン財団理事長の
世界初の講座、

『ストーリーテリングのアート』

に合わせて販売を予定している、

ミルトン・エリクソン
これまで未発表だった映像の
日本語字幕をつけている最中で

そのエリクソンのセッションや
会話の仕方が、

今日、講師が教えてくれた
リード→セールス→クローズ

と同じなことに今更ながら
気がついたんです。

どの分野でも、

人の心が変化して、
行動変容を起こす。

これはプロセスが共通しているんだと。

改めて感心しました。

また、そのやり方は、
変化を生み出す
ストーリーテリングという
太古の昔から使われてきた
『ナラティブ』(語り)の
行為の中にも存在します。

ストーリーテリングという
技術によって、世界銀行という
硬直した巨大組織のあり方を変えた人がいます。

その人ステファン・デニングは、
名著、『ストーリーテリングの
リーダーシップ』の中で、

ストーリーを語ることこそ、
『リーダーシップのことば』である
と述べています。

そして興味深いことに、
その3つのステップもまた
今日僕が学んだ
リード→セールス→クローズ
と同じなんです。

リードとはオープニング、
そして読み手の心を掴む
つまり、
次の行へ、そしてまた次の行へと
読み手の関心を維持し続けることが
求められます。

そしてセールスは、
売り手の価値を、
読み手が受け取れるよう
売り手の商品による恩恵や
その恩恵をどのように生み出すのか、
という特徴について触れていきます。

読み手の中にこれまでなかった、
『解決の可能性』を引き出すのです。

そしてクローズ、
読み手がそれを
自分のものにするための
決断をできるようにサポートする。

これら3つの部分で成り立っている
と学びました。

ところで、
ザイク博士はエリクソンの
催眠セッションを分析して、

大きく
3つのプロセスに分かれることに
気づいたと言います。

1.相手の世界に合わせるペーシング
2.相手の世界に新たな視点を提供する
『サジェッション(提案)』
そして
3.相手が新たな視点を
自分のものにするための行動を喚起する
『モチベーション(動機付け)』

この3つのプロセスが変化を
確実なものにする。

そしてリーダーシップの言葉の
3ステップとは、

1.聞き手の関心をひく
2.関心を新たな未来への
 自主性に変える
3.理由を示して
聞き手の自主性をさらに
強固なものにする

効果的で『自主的』な
行動を引き出す
コミュニケーションは、

常にこの流れで行われます。

好奇心を引き出す
新たな視点を提示し、
それを動機付けする。

セールスも、催眠も、
コーチングもプレゼンも。

全てはこの3ステップ
成り立っています。

学びって
新しいことを通して、
知らないことを知り、

新しい視点を通して、
すでにあるものの
新たな繋がりを見つけ出す。

それを知る喜び!

こういうの好きです。

来週末のエリクソン催眠、
『変化のアルケミー』、

月末のトークライブも


あなたに新しい視点と
新しいこれまでのつながりを
提供します。

よかったら
読み進めながら検討しては
いかがでしょうか?

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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