今日は大阪のホテルから。
先ほどまで1on1の講座に
10数人の管理職の方が
参加している企業さんに、
フォローアップをしていました。
さすが実践を重ねているだけに、
質問も具体的です。
「昨日初めてセッションをしました。
部下が本音を?語ってくれていないような、
感じがしました。? どうしたら良いでしょうか?」
初めてセッションをした。
それだけでもすごいことです。
そして部下のことを本気で思って、
一生懸命だった姿を想像します。
そして問いかけました。
初めて!?それだけでもすごいこと。??
そして、初回のセッションから、?
あなたを信頼してもらう。
これは並大抵のことではない。
なぜなら、
信頼に至るには、
然るべきプロセスを経る必要があるから。
そうなんです。
よくある勘違いは、
ラポール=信頼。
だから
初回で信頼を築くことは可能。
そう考える人がいます。
でもそれは間違い。
信頼は1回ではできないんです。
信頼を得るには、
5つのステップを経る必要があるから。
その5つのステップとは、
警戒
疑惑
信用
親和
信頼
です。
これら全ては、観念論や精神論で
解決するものではありません。
それぞれのプロセスを
超えるためには、
その場面に応じた技術や能力が
必要になるのです。
このプロセスを進んでいくための
能力やスキルについては
また、別の機会にお伝えします。
全てのコミュニケーションは、
能力に裏打ちされた、
スキルが必要。
逆にいうと、
全てのコミュニケーションは、
スキルで出来上がっている。
あなたの想いを確実に
相手に届けるためには
スキルの掛け算が必要になります。
信頼は初回ではならず。
相手があなたの能力を認め、
たまたまではなく、『いつも』
それを再現できる。
そして裏表なく、
相手をサポートできる。
『透明性』を実感して初めて、
信頼が生まれ、
本音を話しても大丈夫、
という安心が生まれます。
信頼は1日にしてならず。
諦めず、
関わることでそれは可能になります。
では!