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変化のために必要なたった一つの『状態』とは?

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約2分

いよいよ今週末に迫った、
エリクソン催眠マスタークラス。

最終セッションです。

催眠で『変化』
起こす方法を探求します。

当たり前ですが、『変化』
テクニックではありません。

変化には手順書のようなものもない。

特にエリクソンの催眠には
こんな時、こうすれば変化が起きる。

そんな都合の良いものはない。

僕は、たった○分で

とか、
たった1回のセッションで、
劇的な変化が起きる。

とか、
〇〇が消える

それが再現できる、なんてない。

そう考えています。

なぜなら、それを謳う人たちは
からっきしわかっていない

変化というのは、
自分が行ったセッション

そして自分が使った
『スキル』によって起きた。

そう信じているからです。

残念だけど違います。

変化はクライアントが起こす。

そしてクライアントの中で
変化を起こすために
ある状態を作る。

それが支援者の仕事なんです。

これを知れたことが
エリクソンを学んだ
最も大きなこと。

『変化』
『分離』なしには生まれない。

クライアント問題の分離

分離の逆は、『状態依存』

この状態依存を解いて、
『分離』の状態を
クライアントの中に
作り出さなければ、

どんなスキルも上手くいきません。

変化は公式化できない

なぜなら
『分離の兆候』(現象)は
一人ひとり異なるし、

同じ人でも問題によって、
どこに状態依存が
起きているかが変わる。

テンプレートでは
本当の変化は起きないんです。

だから、
エリクソンのいう

相手に合わせて
誂えることが必要なのです。

そして『催眠』という
心の状態こそ、

意図して行えば、
この分離という状態を
自動的に作り出すことができる。

変化の近道なんです。

変化を生み出すなら
『分離』を作る。
です。

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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