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セッションが上手くなる人の特徴

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約3分

今日は、昨年8月から始まった
エリクソン流人材開発1on1の最終日。

認定セッションでした。

僕の講座は講師養成でない限り、
落とすよりも受かるために
どこを見るか、
つまり良いところを見ることに
重点を置いていますので、

なんだかんだ言って
最終的には合格するのですが、

参加者からすると、
そんな悠長なことは言ってられません。

目の色変えて頑張るわけです。

それがすんごく大事。

そして程度の差はあれ、全員合格でした。

なぜなら、
どんな人も開講日の7月31日からは
圧倒的に進歩を遂げている。

成長の速度は人それぞれ違う。

大事なのは成長した、と言うこと。

だからみんな
晴れ晴れとしたお顔でした。

僕も嬉しい!

そして最後に
セッションのスーパービジョンを
お見せして終了。

久々のスーパービジョン。

腕が鳴ります。

一人の受講生がコーチ役として
手を挙げてくれました。

決して簡単ではありませんが、
上手くなりたいコーチが、
勇気を出して手を挙げたことに報いたい。

その一心でやりました。

そこで気づいたこと。

セッションに限らず
物事の上達が早い人の特徴です。

一つは、
場のわきまえがあること。

ここは失敗する場なのだという
認識が行動から制約を無くします。

だからカッコつけずに
ありのままを見せれることが大事です。

二つ目は、
言葉を大切にすること。

クライアントの言葉を自分なりに彩ったり、
誇張したりしない。

言葉通り、あるいはちょうど良い感じに
まとめることができる。

あるいは、まとめ方を調整できること。

そして僕がこう伝えたらいい。

その言葉をそのまま繰り返せる
耳と喉と言葉の柔軟性があること。

それは思い込みが激しいと
上手くいかない。

言ったこととは違う言葉が
頭の中で再生されるんです。

もったいない。

相手の言葉を繰り返す。

これをしたいのです。

そして三つ目は、
今どのあたりにいるのか、

セッションの道筋をイメージできる人。

自分は道半ばなのか、最終コーナーなのか、
あるいは駆け出しなのか、

それの判別がつくようになると、
方向性が決められるようになり、
セッションの打ち手を増やし、
時間の調整ができるようになります。

そしてこれができるようになるには、
やっぱり練習。

練習しかありません。

でも、
闇雲に練習したって、
悪い型が身に付いてしまうだけ。

セッションを身につけるには、
どんなツールが必要なのか

それを明確にすること。

3つの要素を確認しながら
上手くなるための実践、
重ねていきたいですね。

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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