今日はひさびさの
フェイスブックライブ。
ビリーフチェンジの開発者
棚田さんとの対談でした。
対談のテーマは、
『支援者に必要なスキル』
でした。
催眠療法、
ゲシュタルト療法、
家族療法…
それぞれ流派に特有の
介入スキルに加えて、
傾聴、質問、観察…
さまざまなスキルがあります。
でも、不思議なことに、
そのスキルを同じように
使ったとしても
上手くできる人と、
上手くできない人がいます。
いったいそれはなぜなのか?
そこには2つの要素があります。
一つは、『あり方』
どのようにクライアントと
向かい合うか?
今日、棚田さんと話した内容でした。
エリクソンを探究していると
常に出会うのは、
『二つの方向で考える』
です。
エリクソン流にいうと、
建設的な『ダブルバインド』です。
例えば、
100キロの体重の人が、
ダイエットを求めてきたら、
あなたならなんというでしょう。
食事を減らそう。
運動をしよう。
色々あるかと思うのですが、
方向は一つ。
『痩せる』という方向です。
もちろん
クライアントのニーズは
ダイエット=痩せる
ですから、
間違えていませんよね?
でも、
その方向に一生懸命
やったとしても
上手くいかないから
あなたのところに来るんです。
エリクソンは、
単にクライアントの
『ニーズ』を掴むだけでなく、
クライアントが
楽しんで、
一生懸命できること
を探すんです。
それと『癒す』方向を
組み合わせる。
それは通常、
異なる二つの力。
相反する方向です。
意識的には、
痩せたいと思っても、
痩せることに
一生懸命になれない。
痩せることを楽しめないのです。
エリクソンは、
相反する二つの方向を
一つに合わせる天才でした。
だから
体重100キロの
ダイエット希望の人には、
催眠を通じて…
催眠を使ったからこそ
それができるようになった。
エリクソンはたった40日で、
クライアントの体重を35kgも
落とすことに成功したのです。
エリクソンは、
どうしたのか?
催眠を使った。
そして催眠状態の
クライアントにこう言いました。
「私が言うことを『正確に』
行って欲しいのです。
そのことを理解してください。
あなたが今、
100キロであることを
考慮するならば、
私は1週間を通して、
95キロになるほどに、
いっぱいに食べて欲しいんです。」
次の1週間で92.5キロに。
そしてさらに…
痩せる
そしていっぱい食べる。
です。