昨日から先ほどにかけて、
都内で仕事してました。
ビジネスプロデューサーの
荒井さんと、今年の進め方について
ミーティングでした。
仕事だけなら、zoomで十分ですが、
いつも僕にないアイデアと、
女子力メチャ高の
スィーツマインドの荒井さんに
僕の行きつけのお店で
お寿司を楽しんでもらって、
伊集院静、北方謙三など錚々たる作家や、
経済界の重鎮たちが通った、
50年も続く、素晴らしいもてなしを
体験してもらう。
そして、5つ星のホテルに泊まる。
そういった、『体験』を通して
お客さまへの『価値提供』を
しっかりと考える機会を、
プロデューサーと共有する。
これが僕の大切にしている
『チーム』の作り方です。
加えて、
常にインスピレーションを
与えてくれる、
お店のオーナーたちが、
突然のキャンセルなどで
大変な時は応援する。
そんな気持ちもあります。
8席しかない、
お寿司屋さんは、
今週、ほとんどの予約が
キャンセルになった。
でも、
昨日行ったら満席でした。
すごいのは4組のうち、
3組は常連さん。
店主が「助けて~」と
連絡したら、あっという間に埋まる。
「助けて」は恥ずかしいことじゃない。
そして連絡したら、
お客を連れてきてくれる。
そんなお客様がたくさんいる。
これは人柄もあるのでしょうけど、
それよりも日頃から、
お客を大事にして、
お客に感動を
提供しているからこその
応援だなぁ。
僕も「感動体験の提供」を
しっかりしよう。
そう思いました。
そしてそれを思うにつけ、
ミルトン・エリクソン初め、
それを研究しているザイク博士の
凄さが改めて思い起こされる。
もちろん、コミュニケーションや、
催眠技術の素晴らしさは、
あさって月曜日に
先行予約を開始する。
『ミルトン・エリクソン催眠の芸術』や
まもなく募集を始める、
ジェフリー・ザイク博士の
『エヴォカティブ・コミュニケーション』
で明らかにされるように、
いうまでもなく、すごいんですが
それと同様にすごいのは、
クライアントが、彼らの指示に従う。
例えば、
「水を口に含んで、
それを吹き出し、
30cm先の的に確実に当てれるよう
練習しなさい。」
といった、
何を目的にしているのか
わからないものであっても、
患者が一生懸命それを練習する。
といったこと。
ミルトン・エリクソンや
ザイク博士に言われると
なぜか納得して行動してしまう。
この説得力の源泉は、何なのか?
それは指示を出すまでに行われた
クライアントとの
『関わり』が生みだす、
『変化への期待』です。
つまり、患者はこれまで
期待していなかったけど、
先生に出会って、
『違う』結果に希望が持てた。
という『心が動く』体験をしたわけです。
つまりセッションが始まる前に
患者自身によって変化が始まる。
これが作り出せるかどうか。
『関わり』に欠かせない要素ですね。
お寿司屋さんの店主も、
その期待がある。
「あそこに行けば、ほんとうに
美味しいものがいただける。」
そして、
「心地の良い素晴らしい経験を
味わうことができる。」
その期待プラス、
店主の人柄が、
「それならここで食べよう。」
そう思わせる。
そんな気持ちになるお客さんを
たくさん持っているのは、
すごいことですよね。
昨日行った2つのお店は、
どちらもそういう歴史があるお店。
僕たちは、
歴史がないビジネスをしてても、
その心意気を学びたいものです。
「学ぶならここ」
そう思われるような
感動体験を作り出したいと思います。
では!