早いものでもう2月。
今日は立春。
暦では春です。
今日から新しい気持ちで、
という人もいらっしゃるかも知れませんね。
2月のマンスリーウェビナーは
今回は『脱構築』をテーマに
どのように変化可能な
心の状態を作り上げるか、について
掘り下げていきます。
コーチ、コンサルや
対人支援者にとっては
とっても重要なスキルになります。
コーチング、カウンセリング、
コンサルなどでうまくいかないこと…
なぜクライアントのゴールを
言葉通り受け取ってはいけないのか?
なぜ、クライアントの問題を
直接解決してはいけないのか?
なぜ、一生懸命
『傾聴』すればするほど、
報われない結果に終わるのか?
これらのヒントは、
『脱構築』にあります。
『脱構築』と言われると
すぐに「あ、細分化ね!」と
頭の回転が速い人は、
パッと結論につながりますね。
すごいことです。
そして細分化して、
それを再統合することで
それまでの発話とは違う
問題やゴールを見つけることが
できるので、
この考え方はとっても便利です。
いわゆる
チャンク・ダウン&アップ…
ところが、
ザイク博士や、ヤプコ博士、そして
あのレジェンド、アーネストロッシ博士が
セッションの際に使う『脱構築』は、
単なる具体化、抽象化という
論理の梯子を上下させるのではなく、
また、別の考え方があるようなんです。
ザイク博士は、
とても難しいと言われる
エリクソンの関わりを、
5つの要素に分解し、
『エリクソン・ダイヤモンド』と
名付けました。
そしてその一つ一つの要素を
さらに細分化することで、
あの天才エリクソンのように!
とはいかないまでも、
僕たちが『戦略的』な
セッションを組み立てることが
できるようになる、
構成要素に分類してくれます。
エリクソンは『問題』に関わらなかった。
問題を生み出す構成要素に関わった。
コンセプト(概念)にとらわれず、
コンポーネントを導き出すように。
とザイク博士は言います。
コンポーネントとは、構成要素です。
つまりクライアントの発話を鵜呑みにせず、
「それって何でできてるの?」と
自らに問いかけ、
クライアントと一緒に発見していくのです。
それが成功する支援者のあり方。
ザイク博士は今年の4月に
エリクソンダイヤモンドで
エリクソンのセッションの
5つの構造について
そして6月には、
日本初の講座
戦略的コミュニケーション…
構成要素をどのように配列して
価値あるものにするのか?
これらを僕たち日本の支援者に
教えてくれます。
概念と構成要素…
この具体例については
明日以降のメルマガで書きますね。
成功するコーチングの近道…
「それって何でできてるの?」
今日のところは、
この問いを投げることを
覚えてくださいね!
では!