神崇仁 公式サイト

本能に備わった「粘り強さ」の心

331 views
約4分

今日、3月1日関東方面は、
素晴らしい青空に恵まれた日、

当社に元気一杯の
新入社員がやってきました。

社員、といっても、
何かをするわけではなく、

いわば会社の看板として
活躍してくれると思います。

彼は、ヒトではなく、ワンコです。

入社4年目になる堀くんが、
ついに念願かなって、ワンちゃんを
迎えることにしました。

彼が元気すぎて…

そして、言葉を介さないやり取りの
大変さを改めて実感しています。

僕はこれまで2匹のワンと
生活を共にしてきました。

おおよそ25年ほどです。

そのどちらもが子犬の頃、
まだ伊勢丹にいたのですが、
動物とのコミュニケーション、
それを難しいと思いませんでした。

思えば、『強制』
コミュニケーションだったなぁと。

当時は全てがポジションパワー。

強制、脅し、命令。

そういう力を使った
やり方だった気がします。

あるときそれに気づいて、
それをやめようと思ったとき、

「じゃぁいったいどうしたらいいの?」

そういう壁にぶつかったことを
思い出しました。

伊勢丹をやめて、
アパレル会社の役員になりました、
企業規模が100分の1の会社でした。

これまでやってきた
ポジションパワーを使わず、

ただ褒めりゃいい。
ただ優しくすればいい。
ただ、力づけすればいい。

そう思っていました。

でも、結果は…
全然うまくいきませんでした

仕事のコミュニケーションが
上手くないのですから、
ワンとのコミュニケーションも
推して測るべしですね。

でも、
二匹とも大往生。

そして周りに愛されて生きました。

思えば、
ひとえに向こう(犬)の方が、
説得、懇願…そして暗示といった
パーソナルパワーがあった。

言葉なしでも、気持ちが通じている、
と思わせるわけです。

そして、彼らの望む振る舞いを
こちらがするように言葉なしに、
伝えることができる。

今回の若手ワンもすごいです。

言葉が使えない分、
非言語でアピールしまくり。

ケージから外に出せ!

遊ぼう!

それを疲れ果てて眠るまで、
やり続けます。

彼には「あきらめ」や妥協はありません。

想いが叶えられるまで、
ただただ、やり続けるのです。

人間の言葉で言うと
『粘り強さ』にあたるでしょうか?

生まれてから1年も経たない
子犬にある粘り強さ。

ともすれば、効率、効果を求めて
僕はせっかちになっている

だから僕も粘り強くやろう。

あの頃と違って、今、僕は
コミュニケーションを生業にしています。

かつてと違って、
しぐさと言葉を10数年にわたって研究してきた。

だから今回、
堀くんのワンコとは、粘り強く
そして、エヴォカティブに接して、
非言語での関わり方を
極めようと思います。

あくまで個人的探求です。
楽しみにながらやることにします。
この関わり方を
ウェビナーにすることは
多分ないとは思いますが…

今月24日のウェビナーでは、
非言語ではなく、言語の使い方。

テーマは『花粉症』です。

僕は医者じゃありませんから、
絶対、誰にでも効くというような
薬を『処方』するのではありません。

エリクソンの探求の過程で発見した
専門用語と症状を使わない、
間接暗示を使ったライブでの
デモンストレーションを行うつもり。

今回のワークショップは、
『催眠言語』のライブデモです。

あいまい言葉
スーツケースワードの使い方。

接続詞の活用。

そして今回、これまでにない試み、
『メタプログラム』をエリクソン催眠の
ユーティライゼーションに応用する。

メタプログラム??エリクソン催眠

画期的なプログラムになります。

ぜひ、ご参加検討ください。

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
FacebookでシェアTwitterでシェア