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アファメーションってなんの役に立つの?

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約6分

質問を受けました。

「アファメーションに興味あるですが、
 いったいどんな役に立つか、
 ちゃんと教えてくれませんか?」

すみません!

伝えたつもりになってました。

なんの役に立つか?
わからないと、
他との違いをどれだけ伝えても、

「何のために学ぶのか?」に
なっちゃいますよね。

なので、
今日はそれについて書くことにしました。

なぜアファメーションを
学ぶことに価値があるのか?

それは

『望む人生を引き寄せるための
 マインドセットが苦労なく作れる。』

からです。

コロンビア大学で
モチベーションを研究している
ハイディ・グラント・ハルバーソンは
マインドセットとは、思考の傾向。

つまり、考え方のクセだといいます。

Young annoyed female character, sceptical face expression

考え方を生み出す心のクセと
言っても良いでしょう。

そしてマインドセットは
大きく、2つあるといいます。
__________________

証明マインドセット
成長マインドセット

_________________

この二つのマインドセットは、
真逆の心持ちと言えます。

世界に対してどう考えているか、

成長マインドセットは、
自分が「こうなりたい」と
思う姿に対して正直です。

そして「そうなり得る」と言う
自分に対する可能性を持っています。

一方で、証明マインドセットは、
自分自身の現在の能力を証明する。

間違えても、「能力がない」なんて
思われたくないわけです。

つまり、ベースにある自己認識が
自分の価値を認めていない。

だから、
越えられるかどうか不確実な時、
その
プレッシャーに押し潰されるか
最初から諦めるという選択しかない

なぜなら、
不明確な時、自分に対して
「無理だよ。やめておこう」とか

「自分にできるわけがない」

そう思ってしまうのです。

何かをする前に、あるいは、
徹底的に達成するまでやり続ける、

そういう努力を放棄してしまうのです。

だからもしあなたが
証明マインドセットを
持っていたなら

どれだけスキルを学んでも、
マインドが変わらなければ
変化は起きません。

世の中に溢れるスキルや
ビジネスモデルは、

先行して誰かが実践したことで
成果や結果につながったものです。

少なくとも、
それを提唱している人は
成果をあげたのです。

でも、
本当にそうなのか?

そう聞かれると、『?』が起きます。

それが『再現性問題』です。

再現性問題は、
よくスキルの精度や錬成度の
問題と言われます。

このコンテンツはしっかりしてない。

このコンテンツは
どこかの情報の焼き直し。

確かに
コンテンツそのもの、つまり
セミナーやスキルの内容にも
程度の差はあれ
『質』の良し悪しはありますね。

もちろん、合う、合わないも。

でも、
うまくいかないほとんどの場合、
それはスキルや内容が問題なのではなく、

それを学ぶ、実践する側の人の
マインドが成功を制限しているのです。

「このスキルは高度すぎて使えない。」

「これは自分では無理だ。」

「これは一般向けではない。」

などなど、
僕も含めていろんな評価を
学びに対してしたことがあると思います。

これです!

これがマインドなんです。

この発話の裏側にあるのは、

『自分には能力がない』

『自分はそれを扱う価値がない。』

『自分には不釣り合いだ。』

「私は普通以下だから、
 特別なものはあってない。」

そういう自分の中の
セルフトーク
が、

そのスキルを手に入れたい!という
切実な思い=願望と意思を、
見事に破壊するのです。

セルフトークは、過去の経験の産物です。

しかも過去の経験を
ある側面からだけ捉えた
印象の産物なのです。
_____________________

自分に関する評判が当たっていようが、
そうでなかろうが、?
何度も、何度も、何度も
頭に叩き込まれれば、
それが本人の性質に影響を
与えないわけがない”?

_____________________

20世紀前半の社会心理学者
ゴードンオルポートが言った言葉。

僕たちは、
過去の経験だけでなく、
親、社会、文化など様々なところから
制約的な言葉を学んできています。

そして
その考え方のレンズを元に
自分の経験を解釈したものを
蓄積し、セルフトークを
上書きしていきます。

それが自分の思考、行動を、
制限していくのです。

もちろん瞬間的には
願望や意思が勝利することもあるでしょう。

でもクーエが言うように、

”想像力と意志が争うと、常に想像力が勝つ

ので、最終的にはやめたり、
諦めたりすることになります。

それを変えていくために
最も価値があるのが、

自力で変えること。

それに最適なのが
アファメーションなのです。

そして今回
僕があなたに紹介したい
アファメーションは、

既存のアファメーションとは
全く異なる構造を持っています。

単にポジティブなだけじゃない。

エリクソンの催眠構造を活用して、

人それぞれ異なる脳還言語の
構造をどんなタイプの人でも
マッチするように、
メタプログラムの文法を
しっかりと使う。

そしてセルフトークを
書き換えることなしに、

つまり、
ネガティブな対話を
消したり、上書きすることなく、
自然な形で、
願望が実現できるように

無理のない言葉を紡ぐ方法。

ダイエットに
リバウンドがあるように、

新年の誓いが長持ちしないように、

無理矢理や、度を超えた理想は
上手くいかないのです。

まさに、エリクソンの言う
雪だるま効果を、
アファメーションで作ります

毎日、唱えられる。
毎日見ることができる。

毎日聞くことができるように、

文章、イメージ、音声の
作り方についてもお伝えするつもりです。

アファメーションは、
スムーズに
無理なく、
自然な形で

あなたの願望を、
実現させていくための

あなたのしなやかな
マインドを作っていきます。

変えない、消さない。
成功確率の高い
マインドセットを加える。

これがエリクソン流
アファメーション
の作り方です。

まもなく、募集を始めます。

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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