新しいyoutube公開しました。
今回のテーマは催眠。
https://abfll.biz/brd/archives/nstkxc.html?s=277&u=379
『催眠と催眠術の決定的な違い』
についての話をしています。
ウィル・スミスがコメディアンの
クリス・ロックを平手打ちした件、
あなたも知ってると思います。
で、あの行為許せます?
許せません?
堀くんに聞いたんです。
「ウィル・スミスのあれ、どう思う?」って
すると、堀くんこういったんです。
「あれ、どうせやらせでしょ。
プロレスの場外乱闘みたいな、
炎上商法じゃないんですかね」
「…」
僕は二つの意味で閉口しました。
一つ目は、
あれはやらせじゃない。
そう思ったから。
江戸っ子風に、
「火事かい?喧嘩かい?」という
野次馬きぶんで、
その瞬間の動画を見ました。
結構、クリス・ロックが
執拗にGIジェーンだよ
ジョークだよ。
と言ってるように思えました。
クリスロックは、
めちゃくちゃ練習熱心なことで
知られています。
天性の才能ではなく、
一つのネタを何度も練習して
磨き上げる人で有名で、
シカゴの大学の研究者たちが
取り上げたこともあるのです。
なので、そんな彼が
アカデミー賞という重要な場で
アドリブなんてしないだろう。
だから、これまでも
どこか別の場で
あのGIジェーンのネタを
練習してたのでは?
そしてそのことをウィル・スミスや
奥様のジェイダさんも知っていたのではないか…
僕は勝手にそういう見立てをしてました。
だとしたら…
そりゃああなるよね。
と思ってましたから。
ヤラセどころではない。
本気の本気、だと思ってました。
それが「やらせ」の一言で
一刀両断されてしまいました…
そして、さらに
プロセス=『ヤラセ』…
そうじゃないんですよね。
プロレスというのは、
勝負ではなく、
プロセスで観客を楽しませるもの。
リングに至るまでの
背景や経緯があって、
ストーリーがあって、
因縁が起こり、
その決着をつけるために
リングにあがる…
今はほとんど見なくなりましたが、
高校時代は新日本プロレスの大ファンでした。
猪木がハルクホーガンに
アックスボンバーされた時、
長州力の入場曲に
心が躍った世代です。
スポーツの中でも
あれほど高校生の僕の
心を揺さぶり、
感情を引き出したものはない。
そう思っています。
あれは、ヤラセ、ではなく
ドラマを見せるライブスポーツ。
格闘技という体裁の
エンタメなんです。
プロセスが面白さを決める。
だから、
いわゆる勝負を決める格闘技とは
ちょっと毛色が違うんです。
今日、公開のYoutubeでは、
催眠と催眠術について話しています。
https://abfll.biz/brd/archives/pksuns.html?s=277&u=379
催眠と催眠術の関係は
プロレスと格闘技の関係に似ています。
そんなことについて
ちょっと真剣に話しています。
来月のマンスリーウェビナーは、
催眠的にするプレゼン。
についてプレゼンの実演を
リアルにしていきます。
ウィルスミスは、
大切なものを守るために
その瞬間にとりうる行動を
自分なりに決めて、
「すべきことをした」のだろうと
思っています。
もちろん、
それで解決しないし、
暴力は良くないと
叱られてしまいそうですが、
あの行為が法律に照らして
問題かどうかは、
司法や警察機関が判断すること。
僕は、あの文脈とあの状況で、
あの選択をするというのは
とてもシンパシーを感じます。
僕の近しい人も、
ジェイダさんと同じように
かつて同じ症状で苦しんでいたのを
見てたからかもしれません。
「同じ状況だったら…」
言葉を扱う仕事として、
どんな言葉を選ぶか、
その状況をどのように読むか。
その大切さも考えさせられました。