神崇仁 公式サイト

斜陽していく日本人の驕り…

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約6分

今日、
新たにYouTube配信してます。
https://abfll.biz/brd/archives/wiyall.html?s=277&u=379

今日は朝8時から、

ザイク博士の講座
エヴォカティブ・コミュニケーション…

最高でした。

この講座の受講は4回目。

回を追うごとに、
どんどん素晴らしく洗練されている。

まとまってきている、というより
洗練されている。

メタファー、ストーリー、情報…

そのどれもが聴衆が自然と
没入するように話されていく。

これよ、これ。

情報提供的なプレゼンではなく、
100%ピュアな内的喚起的なプレゼンでした。

これが催眠的プレゼンテーションだ!

思わず膝を叩いてました。

もちろん、
ザイク博士のやり方は上級すぎて、
僕たち一般人にはちょっとハードルが高い。

普通のプレゼンは、情報提供。

いかに正確に、わかりやすく
情報を聴衆の頭に流し込むか。

いいですか?

「流し込む」です。

だからこそ、

スムーズに、

流し込みやすい形にして

相手の脳に入れるんです。

まるで

「流動食」…

あるいは、

「点滴」…

まるで病人の患者相手…

そうなんです。

通常のプレゼンの目的は
情報を流し込むことなので、

どうやったらスムーズに流しこめるか。

に注目が集まる。

だから、「わかりやすさ」
力点の全てが置かれる。

どこかのアホ!が言うんです。
小学5年に話せるように!
って。

あ、ごめんなさいね、
自称関西人の僕は、
アホって言うのは

それほどあかん意味ではない。

一生懸命で実直

で、この小学生でも…と言う人の
無意識的な考えって

『聴衆は無知で、無気力だ』と考えてます。

もちろん、無意識です。

でも、こちらが「わかるように」

細部を省略して、

重要な部分を端折って、

似てるけど、そうではない
「たとえ」で理解させようとする。

だから小学生…
を言う人のプレゼンって

正直薄っぺらいんです。

じゃぁ、僕たちエヴォカティブ、
つまり

相手の人の内側から引き出そう。
喚起的であろう、とする人たちの
考えとは何か?

それは聴衆には、
「分からないことを知る権利があって
 それに興味を持てる好奇心がある。
 さらに、それを自ら探求し、探索する
 能力はすでに持ち合わせている。」

そう考えています。
プレゼンが伝わらないのは、

聴衆が興味を持てない…

つまり、動機付けがされないまま
置き去りにされてしまうことなんです。

疎外感です。

バカにされた気持ちになる。

聴衆は単に、

「自分に関係ないことには興味がないだけ」

自分との関連を見つければ、
それを探すようにできている。

あ、ちなみにこれは、
あなたのように、向上心に溢れる
成熟した大人だけではないですよ。

『Cエレガンス』…

知ってます??

僕もこれを知るまでは知りませんでした。

これ、線虫です。

体調1mm程の虫。

体細胞は1,000個(人間は60兆個)
神経細胞の数は302個と決まっている

この虫でさえ、
ある好みがあり、それを嗅ぎつけると
めちゃくちゃ真剣に探す(走性)がある。

つまり
細胞に組み込まれた本能、とも言える。

可能性を信じる、信じない、ではなく、
本能なんです。

好奇心は。

で、その好奇心。

日本人は『道』になるまで
愚直に一つのことを繰り返す。

そう信じてたりしません?

何度も何度も…できるまでやる。

僕もずっと信じてたんです。

でもね。

それはもはや、職人の世界だけ。

多くの日本人は、「一度やったから」

「もう、それ受けたからなぁ」

「それは前も受講しました。
 何か新しいのですか?」

こういうことを聞く人がめちゃくちゃ多い。

「一度聞いたら分かる」そう思い込んでるんです。

だから、上手くならないんです。

1.知らないからできない→知っている
2.→知っているけど全くできない
3.→知ってて、意識的になんとかできる
4.→知っているし目を瞑ってもできる

これエキスパートのプロセス
使われるロジック。

1.無知識で無能力
2.有知識で無能力
3.有意識で低能力
4.無意識的に高能力を発揮できる

こういうプロセスです。

さらにこの先には、
知ってて、できて、理解している。
という流れがあります。

でも…

いつの間にか日本人は、
2.でやめるようになった。

知ってることが大事。

「知ってる」と「できる」
には、大きな谷があることを
無視するようになった

これ、僕たちの国力の斜陽化と
なんか似てる気がするんですよね。

ほんと
もったいないことです。

僕がこうやって、
催眠やプレゼン、コーチングを
いっちょまえに語れるのも、

圧倒的な反復学習。

NLPは、トレーナーになる前に
12回再受講、アシスタントしました。

NLPトレーナートレーニングは、
全部で6回

マスタートレーナーでさえ、
(なってないけど)3回

スティーブン・ギリガンの講座には、
合計で300日くらい参加してます。

ザイク博士は4年目になります。

これだけやっても、
まだまだ道のりは遠い。

そう考えてます。

だから、
ザイク博士の講座

再受講者が50人近くいるのは
ほんと嬉しい。

だからこう言いたい。

「反復して学ぼうよ!」

そして
今日が最終日の
「あなたのプレゼンを催眠的にする」
ウェビナー。

これはまさに
ザイク博士のエヴォカティブです。

でも、
あそこまでエヴォカティブではない。

ちょうど、情報提供的プレゼン
ザイク博士のガッツリ
エヴォカティブ
くらいです。

でも、
これを知ると
プレゼンの『自分ごと』が圧倒的に強くなる。

できるようになると
聴衆を徹底的に没頭させることが
可能になります。

これ、かじる価値ありますよ。

では!

斜陽日本と同じ道を歩む必要はありません。

追伸:ちなみにCエレガンスは、
がん患者のおしっこに含まれる匂いに
走性を起こすらしいです。

おしっこに好奇心…です。
 

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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