今日はジェフリー・ザイク博士の
エヴォカティブ・コミュニケーション
基礎クラス2日目でした。
毎度のことですが、
ジェフ先生の話は、
すんごい学びになります。
なぜ催眠が効果的なのか。
それについて
新たな納得が増えました。
それは何か、というと…
当社のラパ社員。
すくすく育っています。
体重は、1.4倍に。
お洋服も、ついこの間まで
洋服が長すぎて、
折り返していたものが
今や、ピッタリ。
そして、
ジェイソン・ステイサムばりに
細マッチョに。
で、ラパ…
夢を見るんです。
仕事中に。
そして寝言を言うんです。
パヤ、パヤパヤ…
ムニャムニャ…。
体の反応からすると、
ドッグランで走ってる感じ。
先日、初めて
他のワンコと友達になって、
猛ダッシュしてたのを
思い出してるのかな?
そんな動きなんです。
犬も夢を見ることができるですよね。
でも言葉にすることはできない。
つまり、犬も脳内で
イメージは作ることができる。
心の言語でいうところの
“表象”です。
表象とは、心の中で見る、
五感情報を統合した映画のようなもの。
今日、ザイク博士が
催眠とは、辺縁系の言語であり、
『表象の言語』でもある。
そう教えてくれました。
『表象の言語』…
僕たちが五感情報の映画に反応するのは
『言語』だけがその役割ではない。
言語はその映画を
大脳新皮質で『意味』をつけて、
それを言葉に変えたもの。
表象を外部に表現するのは、
声のトーンやジェスチャなど
意味がつく前の『信号』の
コミュニケーションだって
それを伝えることができる。
そしてその表象の言語の方が、
非常に我々の生命に対して
影響を与えることができる。
表象言語は、
人間の深いところに
影響を与えることが
できるのです。
なぜなら表象という
意味を固定してつける前の
『体験』そのものだから。
でも一方…
表象言語は曖昧です。
意味をつける前の『体験』…
まだ意味がついてないので、
人によって様々な意味になる。
体験は事実ではありません。
体験は事実の印象なんです。
でも、その印象こそが、
感情を左右します。
大脳で処理される
理性的な言語では、
人の感情は動かないのです。
アファメーションという
自分を変える言葉は、
いわば自己催眠です。
その場で自分に伝えるか、
録音して自分に語るか、
それに関わらず、
アファメーションは催眠です。
表象の言語と理性の言語…
感情と論理…
この関係がわかると、
なぜ多くのアファメーションが
上手くいかないのか
一目瞭然となります。
「感情」に届かないから。
使われる言語が体験的ではない。
つまり
「表象言語」の使い方を
知らないからです。
内容がどれだけ
その人のこれからに
価値があっても、理性の言葉では
心の深いところまで届くことはない。
これがアファメーションが
効果が出ない理由なんです。
アファメーションが
天井や壁に貼ることによって
効果があるのは間違いありません。
なぜなら、
催眠と同様、意識の焦点を
一つに絞ることによって
人は催眠状態になるから。
だから、
催眠状態になりやすい人なら
理性の言語でアファメーションを
作ったとしても、
多少の効果があるでしょう。
でも、私たちの4人に3人は、
催眠にかかりにくい
懐疑的な心を持っています。
だから、
理性の言語で書かれた文章に、
違和感を覚え、逆に内部対話が
働いてしまい、逆効果となるのです。
でも催眠は、
表象言語を相手の個性に合わせて
理性の言葉に翻訳することができます。
あ、もちろんここで言う催眠とは、
伝統的なものではありません。
ミルトン・エリクソンが
開発してきた間接暗示です。
自分を変えるために
表象言語を使う。
そして表象言語は、
理性の言語とは
「異なる文法」があるのです。
だからあなたがもし、
なりたいものや、
達成したいことがあるのなら、
表象言語の文法を知り、
理性の言語で書かれた
アファメーションを、
表象言語に翻訳するのです。
そしてそれを
壁に貼り、録音して寝る前に聞く。
あるいはマインドフルネスの瞑想を
使いながら、自分自身に
今この場所で語りかける。
これがエリクソン流の
効果的なアファメーションの作り方。
僕がやろうとしている
アファメーションについて、
すでに30名を超える人たちから、
「面白そう」
「参加します」
とコメントをもらっています。
ゴールデンウィークの後半に
エリクソン流アファメーション
いよいよ、明後日火曜日から
募集を始めます!
どうぞお楽しみに!