僕のYouTube見てくれてますか?
https://abfll.biz/brd/archives/wkqroy.html?s=277&u=379
どの動画も
あなたにとって役立つ学びが
深まるように構成しています。
今日で公開10日目。
ようやくチャンネル登録者が
200人を超えました。
視聴回数は1500回を超えました。
YouTuberは、最低1,000人らしいので、
これから先の道のりは、
まだまだですね。
よかったら、動画視聴のついでに
チャンネル登録をしてもらえませんか?
明日は、ちょっと趣向を変えて
『知らないうちに
敵を増やしてしまう話し方』です。
ぜひご覧ください。
さて、先日取り上げた
ゼレンスキー大統領の言葉解説。
「神さんにしかできない
解説ですね。」
「一国の大統領の言葉に、
あれだけ催眠の要素が
入っていることに驚きました。」
そんなコメントをもらっています。
「音楽の反対は何か?」
「破壊された都市と殺された人の静寂だ」
「あなたの音楽で、
ロシアの爆弾がウクライナの街に
もたらした沈黙を埋めてもらいたい」
見事なまでのコントラストです。
人は「それが何か」を
理解するために基準が必要です。
もちろん数字などのロジックも
イメージするのに役立ちますが
感動よりも、「へぇ~」という
感心になります。
自分の知識の豊富さや
論理的な正確さを表現したいのなら、
数字を使うのにはとても効果があります。
でも、
数字では人は動かない。
人が動くのは感情です。
数字は感情の「正当化」に役立ちます。
つまり、決断後の「理由づけ」です。
人が行動する=変化決断するには、
心が動くことが不可欠なんです。
それをするのに、
コントラストはとても役立ちます。
さて、今回のグラミー賞での
ゼレンスキー大統領の言葉
そこにはコントラスト以上の
魔力があります。
それは、感情を引き起こす
イメージを作る言葉。
五感を生々と使った言葉であり、
視覚化されたメタファーです。
これらは聞き手の脳内で
『体験』を誘います。
エリクソン催眠の世界では、
ビデオトークと呼びます。
そしてもう一つ。
そのビデオトークの使い方が、
強く感情を動かすように
作られています。
喚起を引き起こす言葉の文法です。
『表象言語』の文法です。
それは、『モンタージュ』と言われます。
モンタージュとは、複数のカットを
組み合わせることで、
聴衆の中に自動的に意味が作られる
そんな映像編集の仕方です。
と言っても、
現代の映画では当たり前すぎて
説明のしようもありませんが、
色々な映画の始まりで
いろんな映像が浮かんでは消える。
それによって、
あぁ、これはこんなことが起きそうだ。
と僕たちが勝手に意味をつけている。
その効果のことを、
『クレショフ効果』と呼ぶそうです。
クレショフという人が提唱した効果で、
背景となる先行情報①が、
その後に出てくる映像②の雰囲気を決め
その映像体験(①+②)の意味を決めるというもの。
例えば、
映像②が女性が肘をついて
物思いに耽っている絵だったとしましょう。
パート1
先行映像が湯気を立てている
日本料理だったとします。
こんな映像です。
そしてその後に続く映像が
これ…
あなたは彼女が何を
考えていると思いますか?
「朝ごはん、何出てくるかなぁ~
楽しみ!日本食だよ!」
かもしれませんね。
では、これならどう?
先行する映像がウェディングドレス…
…
ちょっと複雑になりますよね。
もしあなたが、
結婚を楽しみにしている人なら、
自分と重ねて「幸せだな~、私」
かもしれませんが、
もしあなたが結婚を悩んでいたり、
昔ながらの映画のように
無理矢理させられようとしている、
あるいは、
結婚に悪い印象しかない…
そうするなら
悩んでる方向に変わります。
あるいは…
だとするなら…
あなたの想像は、
健康問題(老後)
あるいは、お金の問題。
あるいは、
自分の仕事で出会った、
老夫婦の明るくない将来について
思いを馳せていると
捉えるかもしれません。
つまり、
僕たちの脳では、
先行する情報が背景となり
次の映像の意味を決め、
さらにそれが次の映像の意味を決める…
そういう流れで『体験』が作られるのです。
ゼレンスキー大統領は、
「音楽の反対は何か?」
でグラミー賞の華やかさの
コントラスト(悲惨さ)を暗示し、
それを、
「破壊された都市と殺された人の静寂だ」
と戦争の廃墟を明示することで
悲惨さを際立たせます。
さらに
「あなたの音楽で、
ロシアの爆弾がウクライナの街に
もたらした沈黙を埋めてもらいたい」
と
感情移入したアーティストに、
彼ら自身の音楽がその空間を
満たしていくという
希望の映像を、
アーティストそれぞれが
心の映像を作るように誘います。
さらに、スルッと背景画像となった
戦争の廃墟の責任をロシアの爆弾と
埋め込んでいます。
こういうやり方の是非はあるでしょう。
でも、
僕たちの心象を
言葉で操作するには十分なパワーです。
そしてあなたは毎日、
毎瞬毎瞬、これを自動的に作ってます。
しかも、毎朝リセットされるわけではない。
あなたの信念や考え方が
背景画像となって1日が始まるんです。
感情的になるのも、
誰かにきつく当たるのも、
誰かがあなたに酷い扱いをされて
心が痛むのも。
熱意が続かないのも
あなたが信念をもとに
先行映像に意味をつけ、
それを今日、ここまで続けてきたから。
もしあなたが人生を
これまでと違うものにしたいなら。
その大元を変える必要があります。
あなたの信念に基づく解釈の声
セルフトークです。
このセルフトークを、
これからの未来に相応しいものに
変えなければ、未来は永遠に
変わりません。
明日、募集を始める
エリクソン流アファメーションは、
あなたのネガティブな
セルフトークを
建設的なものに変えます。
あなたが望むように。
通常のアファメーションでは
不可能な信念の変更も
可能にします。
なぜなら、
先ほど見せたような
クレショフ効果を引き起こす
表象言語を使って、
強力な暗示効果を使うことなしに
あなたの信念を、
自らが変えることはできないから。
あなたにすでに
ダウンロードされている
ネガティブな結果を生む
バグだらけのアプリを
使うことをやめて、
ゴール達成をサクサクできる
新しいアプリをデフォルトにする。
そんなことが可能になります。
アップデートのタイミングは
早ければ早い方が良いです。
いずれアップデートが
必要になるのですから。
言葉の魔法を建設的な未来に使う。
これを知ることが
どんな役に立つかを
考えてみてください。
では!