早速ですが、
今月のマンスリーウェビナー
日程が決まりました。
今回は5月25日(水)20:00~
です。
さて、本日で終了します。
ザイク博士の戦略的コミュニケーション。
決して派手ではないけど、
セッションの質を変える決定的な要素。
それが戦略性です。
あるインドの村で、
警ら中の警官が不審な男を見つけました。
真っ暗の村の中で唯一
明かりが煌々とついている
村長の玄関前で、
四つん這いになって、
ガサゴソしている男。
警官が声を掛けると、それは、村の住人。
真面目なことで有名な
ナスルディンという男でした。
「おい、ナスルディンさんよ、
そこは村長の家でさ、
あんたそんなところで
何してるんだ?」
そう聞かれたナスルディンは、
「いやさ、家の鍵を
無くしてしまってね。」
「そりゃ大変だ。」
警官は一緒になって探しますが、
10分経っても鍵は見つからない。
「あんた、どこで鍵を無くしたか、
心当たりはないのかい?」
警官がそう聞くと、ナスルディンは、
「あぁ、向こうの
畑あたりだと思うんだけど…」
「じゃぁなんであんたは、
ここで探してるんだい?
村長の家にでも寄ったのかい?」
こう聞かれたナスルディンは、
平然と答えました。
「いや、そりゃさ、
ここは電灯に照らされて、
明るいからさ、探しやすいと思って…」
「…」
このストーリーを読んで、
あなたは何を感じるでしょうか?
「バカだなぁ…ナスルディンは。」
初めて聞いた時、僕はそう思いました。
あなたが誰かをサポートする場面において、
誰しも経験することがあります。
それは…
支援が行き詰まって感じる焦り。
アドバイスの押し付けや
指摘するだけに終わった後味の悪さ。
変化どころか、
堂々巡りで時間切れとなるガッカリ感。
こんな経験をしたことがあるなら
こう思うかもしれません。
「やっぱり私は向いてない。」
「もっとスキルを磨かなきゃ。」
「あの先生みたいにはできない。」
あるいは、
「あの人は、まだ準備ができてない。」
「向き合えない人とのセッションは×」
自分を責めたり、
クライアントのせいにする
僕たちは見えている部分や
わかっている部分に問題を探します。
当たり前ですよね?
でも、それはナスルディンと同じ。
見える部分で改善しても、
見えない部分に答えがあるなら、
それは意味をなさないのです。
見えない部分…
つまり、
自分自身で気づいてない部分
ここに答えがあるならば、
僕たちは永遠に問題解決に至らない。
少なくとも、数回の改善を試して、
自分の望み通りの結果が
得られていないなら、
ひょっとしたら、
自分の知らない部分に
改善にヒントがあるかもしれません。
セッション力の向上は、
見える部分だけでなく、
見えない部分にこそ答えがある。
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ナスルディンのお話…
あなたがどんな考えを持ったか、
とても興味があります。
では