昨日公開した、YouTube,
プーチン大統領の演説は催眠だった。
もうご覧いただけましたか?
https://abfll.biz/brd/archives/jntelk.html?s=277&u=379
思わぬ反響です。
「プーチンの演説どうなの?」
って聞かれたとき、僕も、
実のところそんなに
期待してませんでした。
でも、聞いてみてびっくり。
正直ゼレンスキーよりも参考になる。
特にイエスセットの使い方は見事でした。
演説の良し悪しを決める要素は2つ。
その場でのパフォーマンスと話す内容
僕はどちらかというと、
パフォーマンスの方が重要だと思っています。
というのも、
プレゼンにおいて、話される内容には、
せいぜい16~25%ほどの影響しかない。
話す内容以外に、
雰囲気
言葉の選び方
非言語表現
などがあります。
どんな雰囲気を醸し出すか?
服装は?
表情は?
言葉の選び方…
品のある言葉、
ワイルドな言葉…‥
例えば、自分自身を
『わたくし』
『ボク』
『オレ』
『あたい』
『せっしゃ』
『吾輩』…
自分をどう言うかだけでも、
簡単に雰囲気を作ることができます。
拙者で始めるプレゼンとか、
コミカル以外の何者でもない。
そして非言語表現
声のトーン。
スピード、
ジェスチャーの速さ、動き。
これらによって、
印象を決定的に変えることができる。
ところが…です。
YouTuberによって、
声のトーンやスピードの
概念が変わりました。
視聴落ちを防ぐために、
『間』を消して、
早口で話す。
そして
コロナによってオンラインが加速し、
非言語…特にジェスチャの重要性が
随分と軽視されるようになりました。
ゼレンスキーもプーチンも、
ほぼジェスチャーは
見るべきところはありません。
その代わり、
話される内容についても
内容そのものではなく、
言葉の選び方が非常に
重要になってきた。
吉野家のシャブ漬け発言は
一人のビジネスマンの人生を
ジ・エンドに持ち込んだ。
メタファーの選び方、
例え話や単語のチョイス。
これらが批判の対象になる。
しかも簡単に。
だからこそ、
プーチン大統領の今回の演説は
非常にためになる。
それは何か?
徹底的なイエスセット。
イエスセットとは、
聞き手が必ず『イェス』と
頷く内容を、連続して繋いでいく。
最低3つ、
もしくは4つの文章で
イエスを引き出してからでないと、
言いたいことを言葉にしない。
なぜなら、
イエスを重ねれば重ねるほど
『心理的慣性』が働き、
次の文章に対して、
無条件にイエスと言いたくなる。
イエスが重なると、
話し手が私のことを理解してくれている。
という錯覚に陥るのです。
同意への強い推進力になるのです。
そうすることで、
イエスセットから、
流れるように自分の伝えたい
メインメッセージに
スムーズに移動していく
ことができるのです。
気づいたら「すぅっと」
受け取っていた。
そんな状態が起きるのです。
言葉の選び方が今日ほど
重要になっている時はありません。
だから、
25日のウェビナーは、
会話におけるイエスセットの繋げ方。
これをプーチン大統領、
ゼレンスキー大統領の
実際の演説文などを使って、
解説していきたいと思います。
『会話における言葉の選び方』
~催眠を加速するイエスセットの技法
について行います。
今回は直前の募集になりますが、
収録動画は1週間見ることができます。
明日から3日間の募集です。
ぜひお越しください。
では!