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返報性の条件

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約3分

今日は羽田空港のラウンジから。

金曜日だからでしょうか…

数年前の活気が戻ってきているようです。

ラウンジも大混雑。
家族連れも目立ちます。

段々と日常が
取り戻されてきているのを感じます。

さて、今日は福岡に向かいます。
軽い打合せと、リラックスのためです。

もちろん、オフィスは快適で、
全てが揃っているので、
仕事を進めるには最適です。

そして同時に、難点もあります。

快適すぎるうえ、僕自身、
仕事が楽しくてしようがないので

やることいっぱいかつ、
目の前のことに没頭して、
視点「近視眼」的になってしまいます。

今、施術家の言語学の説明会の真っ最中。

本当なら、オフにして
体をゆっくり休める。

そんな選択もあるのでしょうけど、
僕は「視点を変える」ことを選択します。

普段空港に行くときは、
自分の車で行くようにしていますが、

戻りの予定などで車を使わないときは、
決まった人にお願いしています。

空港からオフィスに戻る時も、

都内に出てる時、
戻る時も、同じ人にお願いします。

タクシーなんて、誰でもいいんじゃない?

そういう声もあるでしょう。

でも、流しのタクシーに乗るのと、
決まった人にお願いするのとでは
同じ料金でも、快適さが圧倒的に違う。

僕がお願いしているのは、
棟田さんという、
社長業の傍らタクシー運転手をしている、
という変わった人。

今日も棟田さんにお願いして
空港に送ってもらいましたが、

タクシー運転手売上No.1
棟田さんはいつも心遣いがありがたい。

別にリムジンでもなんでもない
普通のセダンのタクシーですが、

助手席は常に一番前に移動されていて、
最大限僕が足を伸ばせるようにしてる。

空調は効きすぎず、暑すぎず、
僕がお願いした温度に合わせてくれている。

そんなちょっとしたことを、
いちいちお願いしなくて良いのが、
本当に助かります。

何年か前、あるミシュラン一つ星の
レストランのオーナー

お話しする機会があって、

その時に教えてもらいました。

「良いお店見つけたら、
 そこに通い続けることが
 こちらにとっても、
 お客さんにとっても、
 どっちもハッピーなんですよね。」

僕が何かあるとお伺いする
銀座にあるお鮨屋さんの大将が、
同じようなことを教えてくれます。

1回来ただけで、
次来たときに常連さん顔をする人が
めちゃ苦手…

もっと酷いのは、
俺はいろんな店を知っている…

それを自分の店で自慢する人だそう。

あるところで、
素晴らしい体験を
受けようと思ったら、

そこの常連になればいい。

影響力の武器でいう

『返報性の条件』です。

互恵関係。

そんなことを色々なところで
教わって以来、

自分に合うと分かった時点で、
僕は他の選択肢をやめて、
一つに絞ることにしています。

人生だってそう。

色々試す時期があっていい。

それ無くして
自分にピッタリ合うものを
見つけるなんてできないから。

でも、
どこかで決断する時が来る。

これ!

そう思ったもの。

あなたは「これ!」を見つけていますか?

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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