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フィードバックとレジリエンス

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約3分

あなたはフィードバックって
どう思いますか?

フィードバックとは、

ある期間になされた
誰かの振る舞いへの
振り返りコメント
です。

人を成長させるには、
厳しいフィードバックが必要。

そう考える人もいるでしょう。

能力が向上するためには、
的確なアドバイスを含んだ
フィードバックが大切。

そう考える人も
いるかもしれません。

実際、僕が参加した
さまざまなトレーニングにおいて

受講生同士が
フィードバックするとき、

何らかのガイドライン
示さない限り、

そのフィードバックは、
聞くに耐えないものになる。

そんなことが多かったです。

ちなみに
僕のワークショップでは
受講生同士のフィードバックには
「こうしたらもっと良くなる」

厳禁です。

なぜなら、
自分の能力が他者を
「指導しうる」レベルに達してない時、

時にフィードバックは、
成長のモチベーションを
破壊してしまう
恐れがあるからです。

先日
あるグループセッションで、
僕がコーチに指導するという
コーナーを作りました。

一人のコーチングを終えて、
ブレイクアウトルームを出て、

しばらくして、
ルームに戻ってきたら、

行われていたんです、
フィードバックが。

それは明らかに、
「アドバイス」でした。

往々にしてフィードバックは、
アドバイスと勘違いされます。

僕は、アドバイス
フィードバック

明確に区別しています。

アドバイスは、
それを受け取ったら、
すぐ修正行動ができるような
チャンクダウンされたもの。

そしてより良い結果が
手に入る可能性が高い「行動」
についてのコメントです。

一方でフィードバックは、
人が自ら行動修正を行うための
第三者観察した情報
提供するもの。

行動修正の代替案ではなく、
その人自らが修正を検討しうる
観察された情報
なんです。

アドバイスとフィードバックには
出す側の明確な視点の違いがあります。

アドバイスは、
相手に能力や自己修正が不能である
という考え方が前提となる。

フィードバックは、
相手に自己修正の能力があると
前提した伝え方である。

人は変化のための能力を持っている。

僕はそれを2019年の
ジェフ先生とのセッションで
思い知りました。

うまくできてない自分がいる

それに落ち込み、どうしていいか
わからなくなっている。

自分を信じられない僕に対して

僕自身よりも僕の能力
可能性を信じた言動を与える。

そのジェフ先生のありよう
その後のセッションが変わった。

僕はその視点に立って
他者をサポートしたい。

だからフィードバック
徹底的にトレーニングするんです。

観察伝え方

これを磨くことで、
相手のやる気を向上させながら
能力も上がっていく。

そして自己効力感も増していく。

そんなやり方をジェフ先生は、
いつも態度行動で教えてくれる。

あなたにもジェフ先生の
素晴らしさを知ってもらいたいと
思っています。

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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