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いくら能力があっても…

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約4分

今日も都内のホテルから。

マーケティングコンサルさんとの
合宿の2日目です。

今日一つの成果ができた!

それは
伝わらない理由がわかる
あなたの『伝え方タイプ診断』です。

あなたの伝え方を診断し、
タイプ別に必要なことを
お伝えする
ものです。

そこに至るまでの
ディスカッションを通して、

気づくことが多くありました。

それは、
表面的な問題本質的な問題との違い。

そこに落とし物はないにも関わらず、
明かりが照らされていて探しやすいからと

自分の目が届く明るい場所だけ探す。

本当は自分の見えていない、
そして明かりも
照らされていない場所にこそ
探し物はあるのに。

そのことに気づかない。

そして見つける能力について。

支援者として、
人にはそれを導き出すことができても、

自分ではできない。

そりゃそうです。

そもそも、見えてないことに
気づいてないわけですから…。

『認識を変えなければ能力は活かせない。』

僕たちはここに気づく必要があります。

そして支援者は、
クライアントの『盲点』を見つけて、

それが「見えていない」ことが
いかに問題なのか
気づいてもらう必要があります。

これを言語で行うのですが、
うまくいかないと感じる人が多いと思います。

と言うのも、

問題があると思っていない。
さらに、そのことに自分が気づいてない。

そして間違えた行動で
問題を日々拡大している。

これを気づいてもらう方法は、

今日、僕が体験したように、

「直接的に教えてもらう」

それが一番速いし確実。

でも、

それを受け入れるには、
とても強い心的な抵抗がある。

ただでさえ問題と思ってても
受け入れるのは困難なのに、

問題と思っていないならなおさら。

しっかりとした実績を出している
コンサルだから言えること。

実績があり、コンサルの個性を
クライアント側が理解できている。

それを信頼関係と呼びますが、

その信頼無くして直言なし。

そしてもし、
あなたがそのような信頼関係を
まだ構築できていないのであれば、

直言はとてもリスクです。

反感を持たれるのはもちろん、
下手をすれば仕事が飛ぶ。

特にエグゼクティブたちには要注意です。

だから、実績を上げるか、
信頼関係を時間をかけて築くか。

僕たちにはその方法しかないのです。

直言で攻める限りは。

でも、
直言ではない方法があります。

それは『戦略的関わり』です。

ひとことで言うと、
少しずつ、直言の内容=ゴールに向けて
気づきの種をまく。

直言が大股の一歩なら、
戦略はほふく前進です。

気づかせようとしていることを
相手に気づかれないようにして
少しずつ進めるのです。

このやり方を身につけると、
セッションが上手くなって、

スムーズに進められるだけでなく
セッションそのものが楽しくなります。

相手に貢献しているという
楽しみではなく、

ゲーム的な楽しみです。

この戦略的なやり方は、
これからのコーチングや
対人支援に必須の技術になります。

8月10日に発表する
新しいコーチングメソッド
トランスコーチングでは、

無意識での変容を作るために
その戦略性を含めた
コーチングの手法を体系化
しています。

そして8月10日から、
その全体像について、

無料で学べるように、
動画を作りました。

きっとご覧になられたら、
これまでの『傾聴』重視の支援とは、
全く異なる現実が見えてくると思います。

そしてそのプロモーションに先駆けて
8/5 21時から、ザ・ビリーフチェンジ、
開発者の棚田克彦さんと、
Facebookライブで対談します。

無意識についての対談です。
https://abfll.biz/brd/archives/csvomm.html?s=277&u=379

ぜひ見てくださいね!

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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