神崇仁 公式サイト

不愉快な非言語

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約4分

僕は参加していませんが、
言語学の新しいチャレンジの日。

“実習Day”です。

講座で学んだことを、
しっかりと身体化していくための
実習の日です。

木瀬先生はじめ、長山さんが趣向を凝らして
良い学びの体験になるように
頑張ってくれているのが、

グループライン、
そしてメッセンジャーで分かります。

いろいろなところで
刺激を受けて発見した
より良い講座にするための
アイデア

それを実現するために
チームが色々知恵を絞って
僕たち流に作り上げるのを
目の当たりにして、

良い仲間が集まってくれてる。

幸せですね。

新しい講座をすると、
よく聞かれます。

前の~と何が違うんですか?

仮に同じカリキュラムでも、
全く違うものになりますよね。

人によっては、
10年間全く同じこと
同じタイミングで話す。

冗談も、ネタも、ストーリーも。

もしそれを僕がしたら、
(絶対にできませんが)
息が詰まって
講座途中でギブアップでしょう。

そそっぽ

その繰り返しの毎日です。

365日前の講座、
730日前の講座

それだけのアイデア
つながりが加わるのです。

同じになる方がおかしい。

別の言い方をすると、
あなたも同じ

毎日、
そのつながりの中で生きている。

だから

数日もすれば別の存在なんです。

さて…

今日、会社のあるマンションに
もう一部屋借りる契約を終えました。

その契約の時、
管理会社の部屋をノックして、

丁寧に迎えられました。

そして取引責任者から
ご挨拶を受けて…

とても丁寧に…

そして
契約書の相互確認をした後、
ハンコを押していくわけですが、

その時からだんだん、
不愉快になっていったんです。

なぜか…

説明の言葉は丁寧。

そして分かりやすく、
こちらが疑問に思うだろうと
予測できる用語や言い回しには
しっかり注釈をつけて説明する。

ある意味、
契約書の説明としては
非の打ち所がない。

でも、
不愉快になっていくんです。

初めは自分でも
どうしてそう感じるのか?

分かりませんでした。

でも、ある瞬間気づいたんです。

何がそうさせているか。

言語学の実習会に
参加した受講生さんが、
先ほど今季から始めた
グループラインに
投稿してくれました。

私が問診するときは、
いつも相手の目
しっかり見続けることを
意識してきました。

でも、そのことで
ひょっとしたら相手に
圧迫感を感じさせていたかも。

そう思いました。

ほんの少し
視線を変えるだけでも
随分と感じ方に違いがある。

そう思いました。

そうなんです。

特に非言語は、
トレーニングすることなしに、
コントロールすることが難しい。

だから結果が変わる
コミュニケーションをするとき、

一番にコントロールすべきは
非言語なんです。

プロモーションを進めている
トランスコーチング

どんどん申し込みが
増えています。

そこでも、
非言語の持つパワー
お伝えするつもりです。

コーチングにおける
非言語のパワー。

それは特に
『聴く』という場面で
活用されます。

傾聴するときに
よくやってしまう間違いは、

先の施術家さんのように、
一生懸命聞こうとして
前のめりになったり、

腕に力が入ったり

相手の目を見なきゃ!

見つめすぎたり…

残念なことに、
その一生懸命さ
裏目に出るのです。

『聴いてもらった』感を
相手に感じてもらうには、
実は別のことが必要なんです。

僕が
『すごく受容されている』
感じてもらえるような
聞き方をできるのは、

まさにその非言語
コントロールしているから。

だから聴く時間が短くても、
聴いてもらえたという『質』
高めた聴き方ができるのです。

今日の契約担当者さん。

ハンコを押す位置を
指し示すときの指の使い方が、

本当に雑だった。

ポイって指差して、
あっという間に引っ込める。

「めんどくさいんだろうな」

すぐにそう思いました。

そしてそれが繰り返されるたび、
『歓迎されていない』

お客なのに。

しかも4部屋も借りている
いわゆる上得意なのに…
歓迎されない。

そう感じさせるのは
勿体無いですよね。

あなたもご自身の非言語
コントロールしてますか?

ぜひ意識してください。

あ、ちなみに、
聴くは質ですが、

お得意様かどうかは、
質ではなく、ですね。

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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