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伝え方が上手くなる唯一の正しい方法

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約4分

今日は久々、オフをとっています。

トランスコーチも終盤を迎え
いよいよこれから
さらに大きなプロジェクトへの
スタート
です。

新しいアプローチなので
身も引き締まります。

といっても気持ちの面です。

今朝は、ラパ社員と朝散歩。

太陽がテカテカ照ってるし、
虫刺されも避けたいところ。

なので最近さっぱりご無沙汰の
ゴルフ用に買った
長袖のラッシュガードを着て
散歩に出ようとしたところ…

気づいたんです。

ぽっこりお腹…

最近になって
懸垂運動をバリバリしているので
結構痩せている…と
思ってましたが………

下腹だけがぽっこり

なんとも不恰好なんです。

だから、決めました。

お腹を引っ込めて歩く。

常に丹田に意識を向けて
そして深い呼吸を続ける。

でも、そうは上手くいかない。

気がつくとすぐに
お腹がぽこっと。

また注意を向けて…
お腹を凹ませる

だんだん腹筋の奥の方が
シクシクしてくる…

「乳酸出てるぜ!」と
堀くんなら言いそうです。

でもまたうっかりして…

気を逸らすと

ぽっこりしている。

これの繰り返しです。

注意…気逸らし、そして元の行動。

『始まりが一番大変』

よくそう言いますが
ほんとそうですね。

結局、ぽっこりお腹対策は
散歩の間では上手くいきませんでした。

実は
伝え方が上手くなることも
このぽっこりお腹対策と同じ。

『粘り強く続ける』ことなんです。

世の中便利になりましたよね?

手軽になんでも
簡単にできるようになった。

だから
世の宣伝文句は

「何もしない」

「楽して」

「~するだけで」

です。

もちろん
僕のワークショップも

テンプレートを読むだけ。

そう言ってます。

テンプレートを読む。
それ自体はとっても簡単。

文章を考える必要もない。

相手に合わせて
あれやこれや
自問自答も必要ない。

行動としては
決められたフレーズを
読むだけなんです。

そして普段とは全く違う効果がある。

普通の会話、習慣的に使っている
無自覚な言葉遣いに比べて

催眠的な暗示効果が発揮される
構造になっている
から

言葉が無意識に届き、
変化や行動が誘発される。

効能に偽りはありません。

でも、

簡単じゃないことがあります。

それは

『習慣を変える』です。

テンプレートは
読むだけだし、

言語的に違いも生み出せる。

でも、
テンプレートを読むことの
最大の問題は、

『読むだけ』ができない。
それどおり読めない。

『読むだけ』が続かない。
自分の言い方でも一応伝わるから
効果があるとはいえ、
言いにくい言い回しをするのが面倒。

そう、習慣を止めるのは
『面倒』なんです。

新しいことをする。

これは人間の再学習のプロセス。

再学習は学習よりも難しい。

なぜなら、
これまでやってきたものを一旦止める。

そして同じような行動を
より効果的なものに置き換える。

ただそれだけなんですが、
習慣を止めることが
最も難しいんです。

伝え方が確実に上手くなる
唯一の正しい方法は、

習慣を脱するまで粘り強く続けること。

成功する人と
そうでない人の違いって

案外身近なことにあるようです。

では!

これから京都行ってきます。

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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