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上手く話せない人の特徴

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約3分

あなたは人前で話すのが
好きですか?

「好き!」という人は幸せですね。

僕を含め多くの人が
話すのが好きではありません。

「え、神さん 喋るために
 生まれてきたでしょうに。
 嘘つかないでください!」

そんな声が
聞こえてきそうですが、

僕は正直なところ
どちらかというと
人前で話すことは
好きではありません

自分のことを話すのも、
自分自身が
まだよく知らないこと
知ってるかのように
人前で話すことは
好きではありません

あるいは
自分を応援してないだろうなぁ

と思える態度で
話を聴く人たちの前で
話すことは嫌いです。

もちろん、
反論する気満々で
僕の話を聴く人の前で
話をするのも嫌いです。

ほら

ね。

おんなじなんです。

僕は人が動く伝え方を
専門にしていますが、

嫌いなものは嫌い。

生粋の話好きなんて、
人口の数%しかいないですよ
きっと。

でも、

僕たちが生きていく上で、

人間関係なしには成立しない。

そしてその人間関係
基礎となるのが

コミュニケーションです。

話して、聴く、
聴いて、応答する。

この繰り返し。

だから『話す』は、
不可欠なんです。

不思議なことに、
目は意識して
閉じることができますが、

耳は閉じられない。

他の動物は耳と
言われる部位を
動かすことができますが、

人はできない。

トミーとマツのトミーくらいです。
(これを知ってる人は同世代!)

だから
「聞かない」は、できない。

否が応でも聞こえてくる。

でも、
口は噤むことができる。

だから他人に向けては
話さないことができる。

聞くことは
止められなくても

話すことは
止めることができる。

そしてもう一つ
止められないものがある。

それは、
自分自身への語りかけ。

内部対話

とか、

セルフトーク
とか、

自問自答
などと言われます。

これは僕たちの
内部での止められない思考と
同じだけ起こります。

自己啓発で言われる
1日の思考の数6万とも7万とも。

最近の研究では6000ほどに
落ち着いているようです。

1日8時間寝るとして
残り16時間の間に
6,000回も思考している。
だとすると、

1時間あたり実に375回
およそ1秒に一回は
なんらかの思考をしている

いずれにしても多いですよね。

そして思考の多くは、
頭の中で『言葉』として
再現されているとすると
大変な数な訳です。

実は話すのが下手な人は、
自問自答は上手だったりします。

頭の中で忙しく
あれやこれや考えているので
外側に向けて
アウトプットする余力がない。

人が一度に二つのことを
同時に言語化できないように

自問自答が忙しい時には
話すことができないのです。

話し下手ではなく、
自問自答が多いのです。

この自問自答
なんとかすることで
もともと持っている
話す能力
発揮することができるのです。

そうそう。

自問自答が多いアニメ

『鬼滅の刃』を見ると

内部対話と同時に
外側に発言してないことが
わかります。 

炭治郎

内部対話がめちゃくちゃ長い。

その視点で見ると、
キメツはめちゃくちゃ面白いですよ。

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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