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虎の威を借るキツネ

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約3分

稀代の経営者
稲盛和夫さんが
亡くなられましたね。

また一人、
昭和のすごい経営者が
亡くなられました。

『昭和』マインド
懐かしく感じられるほど
時代は変わりました。

有名な経営者や思想家のことを
引き合いに出すコンサルは胡散臭い。

そう思っていた時期がありました。

松下幸之助
ピータードラッカー

そして稲盛和夫

これら先人を崇めて
彼がこう言った、
ああ言った。

そういうことを
あたかも自分の手柄のように言う。

そう言うコンサルを
軽蔑さえしていました。

単なる引用ではなく、
まるで自分が
その継承者かのように言う。

それを否定していた時期があります。

『虎の威を借るキツネ』はダサいって。

そしてある時、
僕の講座を受講していた
参加者さんに言われました。

「ミルト・エリクソンのことが
 大好きなんですね。」

その時気づきました。

先人を引用する人は、
その人のことを尊敬してるんだ。

大好きなんだと。

僕が彼ら
コンサルに感じていた
怪しさとダサさは、

その先人の偉大さ
そぐわない軽薄さ
感じてたからなんだ

そう気づきました。

だから、
エリクソンを引用したり

ザイク博士やギリガンを
引用するからには、

それに相応しい実力をつけよう。

虎の威を借るキツネと
言われないように。

そう思って探究を始めました。

エリクソン界隈は、
3年前にロッシ博士が
亡くなられて、

先人たちが引退を始めています。

心理療法の世界では
きっと誰かが受け継ぐんでしょう。

僕は、
先人たちが
人生がうまくゆかない人
心を建設的にするために使った
コミュニケーションの真髄

エリクソンの人間観
僕なりに咀嚼して
それをお伝えしていこうと思います。

稲盛さんもきっと
肉体の世界を離れあちら側で
多くの偉人たちと再会し、

懐かしい会話をしているんでしょう。

昨日までご迷惑を
おかけしましたが、
また今日から発信を再開します。

応援してくれる
あなたに向けて。

では!

今日はマンスリーウェビナーです。

新しい試みもしようと思います。
では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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