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伝説のセッションは型破り

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約4分

「うぁ~ここから始まるの??」

衝撃を受けました。

ジェフリー・ザイク博士
エヴォカティブ・コミュニケーション
アドバンスクラス。

本日が最終回でした。

最終回は恒例のデモセッション。

まさに『神業』とはこのこと。

「なぜ今、この瞬間に、
 こういう言い方をするのか?」

何度も引き込まれ、
没入しそうになりました。

僕の役割は、セッション後、
セッションの解説をする。

セッション中に
何が行われたのかを
ザイク博士とともに振り返ること。

毎度そうですが、
めちゃプレッシャーです。

参加者の皆さんに
理解してもらえるように

進みゆくセッションを
観察しながら、
分析して構造化するのは、

至難の業…

参加者の皆さんに向けて、
それと同時に、
ザイク博士に自分の解説が
どう受け取られるか?

これも心配なわけです。

なので、プレッシャー、
つまり
自意識を過剰に感じて、
セッションを分析したわけです。

「誰かにどう思われるか?」

僕にとってこのことは
強いモチベーションに繋がります。

僕のことはともかく、
感動の連続でした。

75分というセッション。

そしてゴール、問題、リソース
結果としての解決…

そんな単純なものじゃない。

普通のコーチングが
ポップソング

ザイク博士のは、

壮大なクラッシック。

そう思ってしまうくらい
深いセッションでした。

これまで20回以上の
ザイク博士のセッションを
分析してきましたが、

驚くことに、
どれ一つとして
同じ構造のものがない。

ただ、
共通して言えるのは、
博士の提唱する
セッションモデルに照らすと、

なんとなくこうかな?

という理解にたどり着く。

例えばコーチングだと、
クライアントのゴールは、
S.M.A.R.T.が良いと
されますよね。

シンプルに表現された肯定文

そして計測可能で、
自発的で、現実的

時間軸が明確になっている。

でもね、
今日のセッションでは、

ゴールの表現が、
『気にならない』なんです。

肯定文でもないし、
計測可能でもない
自発的とも言い難いし、
時間軸は存在していない。

でもね、
75分のセッションの後、
確実にクライアントは、

『目覚めた』状態になっている。

型破りなんです。

しかも、
現在の生き辛さ
解消しただけでなく、

いくつもの
過去のトラウマを癒やし、

未来に向けての可能性を開く。

そしてそれだけでなく、

『自己肯定感』を日々高め
自身の『強さ』を引き出す
結果をもたらす。

それを催眠を使って行った。

それはまさに
エリクソンが行った
催眠の流れそのもの。

何度も何度も、
短い時間の催眠を繰り返す。

その度にクライアントは
別の世界に移動する。

映画『インセプション』
ご存知でしょうか?

あの鬼才
クリストファーノーラン
映画です。

複数の階層を持つ夢に
忍びこみ、
新たな観念を植え付ける。

まさにそんなセッションでした。

終わってから、
クライアントがこう聞きました。

「どうやったら
 ジェフ先生のようになれますか?」

博士はなんと答えたか…

「私は50年やってきて、
 今も探求中です。」

謙虚さからではなく、
本気でそう思ってるんですよね。

自分が探求していることって
そんなカンタンなものではない。

テクニックではなく、
ありようとして身につける。

そんなことを教えてくれました。

たった3つの質問、とか

一瞬で変化するとか、

何もしなくても実現する…
潜在意識を活性化させれば。

そんなことではなく、

地道な探求を継続してする。

このことこそ、
達人になる道なのだ。

そう思いました。

嬉しかったのは、

ザイク博士に
セッションの分析を
褒められたこと。

気持ちが上がりまくりでした。

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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