神崇仁 公式サイト

褒め言葉でもファクトベースでもない伝え方

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約3分

今日はマンスリーウェビナー。
100人の参加登録に30名の方が
リアル参加してくれました。

録画でも見てくれるのは
ありがたいですが、

こうして、
ライブで一緒に
時間を共にできるのは、

とっても嬉しいことですね。

いつか、リアルマンスリーを
開催しようと思います。

今日は、
自己肯定感が上がる伝え方。

と言っても、

世の中で言われる、

褒め言葉ではありません。

褒めるって
実はものすごく難しい技術です。

僕の知っている限り、
自称『褒め言葉の達人』という人は、

他者の気持ちを引き起こす
内部から喚起する言語ではなく、

その人の人柄や権威性など、
外部の力を使って影響を与える

その傾向が強い。

もちろん、
それは悪いものではないでしょう。

すごい人から、
大事な言葉をもらう。

それは生涯の宝物
なることもある。

でも、
もし誰でもそれが
褒め言葉でできるなら、

世の中、
もっと住み良くなってるはずです。

多くの場合、褒め言葉は、
それを受け取る側の自己認識と
かけ離れたものだったり、

別に欲しくない言葉、

無用な賞賛だったりするわけで…

伝える側も、
悪意があるわけでなく、

なんとか良い関係を築いたり、
前向きになってもらいたい

そう思うからこそ、
褒めるわけです。

もったいない!

折角の意図が、
相手に届かないなんて。

一方で、
ビジネスの世界で言うと
フィードバック。

これは『気持ち』というより
事実として伝える…

『ファクトベース』が大切になります。

ファクトベースだけに、
客観性が大事になりますし、
冷静に伝えることがポイントです。

フィードバックとは、
機械工学における
『情報伝達』がルーツ

機械が目的通りの
動きをするように、
受け取った情報をもとに、
機械の活動を調整するもの。

だからこその
客観的情報が重要なんです。

でも、
それは機械が相手だからこそ。

僕たちが
相手にしているのは人間

論理や客観性だけで、
行動が生まれるのではありません。

『感情』です。

感情は人から与えられては
生まれません。

自分の中に「何か」
生まれるからこそ

生き生きとした感情となるのです。

ということで、
こちらの想いの押し付けでなく、

冷静で客観的なファクトベースの
フィードバックでもない、

行動には、
モチベーションという燃料を
必要とする人間が

生き生きと世界を探求する
意欲を保つための伝え方。

自己肯定感が上がる伝え方。

それには、
伝える側が用意することが
3つ必要になるのです。

一つは、
相手の地図に何を載せるか?

世界を歩くとき、
人それぞれ異なる視点で歩きます。

例えば、山を登る…

ハイキングが目的の人と
地質学者では、
視点が違います。

植物学者だと
見えるものが違うでしょう。

つまり相手の人が、
その世界を何を目的で歩くのか、

そして
そこで得たい結果とは何か?

さらには、
その結果を得るには、
どんな知識や道具を持って
歩くと結果を得やすいのか?

つまり、
相手の人のニーズを知っておく。

これがあって初めて
適切なフィードバックができるんです。

あとはどのように伝えるか、
ですが、それはぜひ
動画を見てください。

後日
ご覧いただけるようにしたいと思います。

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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